自分が自分で在るために

 


いつの間にかお盆も過ぎて、活動復帰から
1年経っていて、その両方に驚いている雪灯です。実生活が多忙になってきていることと、自分自身の気持ちに余裕のない時期が続いたことでブログの更新も滞ってしまっておりました。多分しばらくはコメントを頂いてもまた返信できなくなりそうだなあと思っております。申し訳ありませんがご承知おきください。

さて、お盆も過ぎ、新学期がやってきます。不安に思う子や、どうにも辛すぎてたまらないという子もいるのではないでしょうか。

昨年の同じ時期に、ある程度書きたいことは書き尽くしたような気もするのですが、もちろん今年に入って私が伝えられることも変わってきているので、それを踏まえて今回はブログにしてみようと思います。

 

過去ブログはこちら↓↓↓

私が『candle相談員の雪灯』になるまで

元不登校生の私が、悩みを持つあなたにして欲しいこと

生きることがつらいキミへ。

9月1日、絶望に染まるキミへ。

9月1日を生き延びたキミへ。

「死にたい」ことはダメなこと??

生きていれば、いいことあるよ。死にたい気持ちと向き合い続けてきた中高生時代【元不登校生インタビュー 第4弾】

 

 

 

不登校は「選択肢のひとつ」である

まずはじめに、これは伝えさせて欲しいです。

これからどうしたいのか、どんな風に生きていきたいのか。それはほかでもない、あなた自身が決めていくことです。雪灯とLINE相談で話したことがある人はほぼ全員、「それならこれからどうしたいと思っているのかな??」ときかれたことがあると思います。それは私が、あなた自身の気持ちを大切にして欲しいと思っているからです。そして自分自身の生き方を自分自身で決めてほしいと願っているからです。

不登校というものは、あくまでもひとつの選択肢。様々な選択がありますが、自分でその選択をすることで、どうか自分自身を守ってあげて欲しいと私は思っています。

 

自分の心と向き合うこと

私は不登校になって、いろいろなものと向き合わざるをえなかったように思っています。それは親との関係性だったり、学校との関係性だったり、挙げれば多分もう少し出てくるとは思いますが。中でも、自分自身の生き方と向き合ったように思います。

不登校になるという選択肢・・・・・自分で選択して学校に行かない、ということで、それまで自分や周囲にあった「理想の生き方」は壊れた訳です。それは何故か?? 根底に「学校に行くことが当たり前であって、それが普通のことだ」という考え方が強くあったからです。そして、普通に学校に通って、普通に青春して、普通に進学する、という在り来りで充実した、自分が理想とした日々を不登校という選択をすることで手放した訳です。

周りにとって、そして自分にとっても「不登校」というイレギュラーな選択をしたことによって、イメージしていた将来のこと、自分の生き方についての考え方はかなり変わったと思います。手放したものも多かったけれど、得たものも大きかった、と今は素直にそう思うのです。

例えば。私は「不登校」を選択することによって、「自己肯定感」を失いました。自己肯定感というのは、「ありのままの自分を認めてあげること」を指します。不登校を選択することで両親や先生に責められり失望されたりこと、また自分自身への失望から、私は今でも自分のことを大切にしてあげることが上手くできずにいます。

反対に、私は「不登校」を選択することによって、「新たな目標」を得ることができました。その目標とは、「フリースクールや居場所がない子どものための居場所を作って、不登校だった私自身も救ってあげたい」というものです。きっとそこに至るまでの思いや不登校経験がなければ、今の目標を得ることもなかったし、ティーンズプレイスやココトモ、そしてcandleに関わることもなかったと思います。

そういう経緯があったからこそ、私は不登校になった自分のことを否定せずにいられるのです。あの時不登校だった私にとって未来の私である現在の自分は、不登校を選択したことを後悔していないから。

 

自分を大切にするということ

不登校を選択した私からは、このことの大切さをこれを読んでいるみんなに知っていて欲しいと思います。何故なら、自分のこと・・・・・もっといえば、自分の心や感情を守ることができるのは自分だけしかいないからです。

このことを書く私の手が震えますが、正直にお伝えしますね。私には自分の感情がわからないのです。それはどうも、自分の心の声や感情を意図的に無視し続けたことがひとつの要因らしい、ということが最近になってわかってきました。今の私は、自分の感情をきちんと知覚しようとしている最中です。

私の場合は、人に頼ることができない性分であること、そしてなんでも無理をしたり我慢したりすることが多かったことで、大まかにしか自分の感情がわからなくなりました。例えるならば絵の具で、同じ景色でもほかの人にはそれぞれの色を混ぜ合わせてそれぞれの見え方で色を塗るのに対して、私には原色でしか表現できないような。なんかそんな感じ。要するに大雑把なカテゴリーとしての感情しか持ち合わせていないのです。その時そのときで感じた多彩な感情を知覚できず、また覚えていることもできないのです。

これを読んでいるあなたはきっと、まだ自分の心や感情を無くしていないはずです。もしも私のように知覚できなくなったとしても、今ならまだ取り戻すまでの期間が短くて済むはずです。自分のことを蔑ろにするということは、自分で自分のことを傷つけることに他なりません。

生きている中で、私たちにはたくさんの選択があります。そのどれもが自分のためにあるのです。だからどうか、自分が自分で在るための選択をしていってほしいなと私は思います。学校に行く・行かない、行くとして別室登校・保健室登校・遅刻や早退をしながら行く・周りと同じように行く、行かないとして家でどんな風に過ごすのか・・・・・たくさんたくさん選択肢はありますから、少し視野を広げていろんな可能性を探してみるのもいいと思います。

そして、いつか未来のあなたが、その選択をしてよかったと、そう思えるような選択をしていってほしいです。

 

 

 

久しぶりのブログ、いかがでしたか??

久しぶりすぎて上手く話したいことが伝わっているのか不安ですが、また書ける時にゆっくりブログを更新していきたいと思いますのでよろしくお願いしますm(*_ _)m

また、しんどい・苦しい・誰かと話したいと思う人は、LINE相談や不登校掲示板で声を掛けてもらえると嬉しいです(´˘`)

ルールを守って、相談員もみなさんも気持ち良く利用できるcandleであればいいなと思っています。よろしくお願いします!

それでは、またお話しできることを楽しみにしています! 体調管理には気をつけてね(*^^*)

 

 

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