このところ体調があまり良くないことも手伝ってか、些細なことで落ち込むようになってしまった雪灯です。なんとなく、あれやらなきゃ、これできてない、とか考えていてめっちゃ落ち込んじゃう。あとは持病の関係でのパニック発作が増えてきて、なんか寝つけなかったり。
candleのLINE相談員に運営として復帰することで、不安もちょっと増えてるのかな。ブログもこまめに更新してるけど周りの反応がまったく届かないから反響もわからず、これ書いてて意味あるのかなあなんて虚無感を感じて勝手に落ち込む始末だし。だけど、今回はそれでも皆さんにどうしても伝えたいことがあるので、また反響がないことに落ち込むのかなあとちょっと緊張しつつもブログを書いていきたいと思います。
このブログを読んでいるっていうことは、少なくとも「生きることがつらい」と感じたことがある人なんだと思います。もしくは、新学期なんかの関係もあって今「生きることがつらい」と思っている人なんじゃないかな。
そんな人に向けて、私からは自分の経験も織り交ぜながら伝えたいことを書いていこうと思います。私からのお手紙みたいな感覚で読んでもらえたら嬉しいです。
なお、私の過去のお話を入れながら書いていきますが、不登校に関する詳しい過去のお話は以下の2つのブログにまとめてあるので良かったらそちらも読んでみてくださいね!
・生きていれば、いいことあるよ。死にたい気持ちと向き合い続けてきた中高生時代【元不登校生インタビュー 第4弾】
生きててくれてありがとう。
1番最初に伝えたいのは、この一言に尽きます。つらい中で、頑張って生きててくれること。そうやって頑張って頑張って、きっと疲れちゃったんだと思います。だから、『生きること』を頑張ってくれてありがとうね、って私は思います。
そんなこと1回も言われたことないっていう人、沢山いるんじゃないかな。私もほとんど言われたことないです。
私は中学時代から「死にたい」という気持ちに取り憑かれたような生き方をしています。「死にたい」って意識してなくても時々ひょっこり顔を出してくるこの気持ちは、自傷行為や自殺未遂という行動に繋がりました。リスカしたり、タオル使って首絞めようとしたり、それを中学時代何回か繰り返していたのが私です。当時通院していた先の病院の先生も何となく信用出来なくて、両親は頼る選択肢の中に入っていなくて、誰にも助けてもらえないっていう思いを抱きながら生きてました。その中で中学2年の時の担任の先生だけが、私にちゃんと「生きてていいんだよ、生きててくれてありがとう」って口に出して思いを伝えてくれました。その言葉に救われて私は今生きています。
それから、私は頑張り続けてきた人にそっと「生きててくれてありがとう」って言うようになりました。中にはその言葉に安心して泣いてしまった子もいますし、すごく救われたと言ってくれる子もいます。今、あなたが生きていてくれること。それだけで、私にはとっても嬉しいんです。生きていてくれるのなら、私たちも皆さんになにかしてあげららることがあると思うから。だから、「生きててくれてありがとう」なのです。
『大丈夫』なんて言わなくていいよ。
癖みたいに、『大丈夫だよ』って言っていませんか?? それは本当に『大丈夫』ですか??
私の高校時代の口癖は、『大丈夫』と『無茶は専売特許』でした。今もそうなんですけどね(^^;
なぜかといえば、私は人に頼ることがとても苦手だからです。「人に頼ること=人に迷惑かける」という方程式が頭の中にずっとあるんですよね。そのせいで、高校時代は無理をしては微熱や頭痛を引き起こして友達によく怒られました。「お前は自分を大切にしろ」と怒っている友達にはちょっと申し訳ないけど、私はすごく嬉しかった。正直、今でも「無理」と「大丈夫」の境界線が私にはよくわからないけれど、つらい時にはつらいって言っていいんだってすごく安心できたんです。
『大丈夫』って、すごく便利な言葉だよね。無理してるの誤魔化すこともできるし、『大丈夫』って笑ってたら自分で何とかできるって言えてしまうから。
でもね、もうそんなこと言わなくていいんだよ。『大丈夫』って全部背負わなくていい。私はあまりにも『大丈夫』って誤魔化し続けたせいで友人たちに「お前の『大丈夫』は信用出来ない」って言われてます。きっとあなたが言ってる『大丈夫』も、私と同じ『大丈夫』だと思うから。だからそんなつらそうな笑顔で『大丈夫』って言うんじゃなくて、誰でもいいから『もう無理助けてよ』って叫んで欲しいの。誤魔化しながら無理にしんどいことを背負わなくていいから、そんな重荷は放り捨てて誰かに助けを求めて欲しい。あなたはそうしていいんだよ。生きるためにちゃんと助けてって言えることもとっても大切なことなんだから。
頑張らなくていいんだよ。
だって今までずっと頑張ってきたんだもん。つらい中頑張って布団から出て、学校に行って、家の手伝いして、つらいことに全部耐えてきたんだもん。だったらもうこれ以上頑張らなくていいんです。あなたは今までずっと頑張り続けてきたんだから。
きっと、あなたは全力で「生きること」を頑張ってきたんだと思います。生きることをやめたいと思うほど、つらい思いを抱えながら生きていてくれたんです。それ以上頑張れって言われても、頑張れる力なんてきっと残ってないはずなのに頑張ろうとする、それだけでも十分すごいことだと思います。
頑張り続けてきたあなたは、とってもとってもいい子です。だからもうこれ以上頑張らなくていいんだよ。今はもうちょっとゆっくりして、身体も心もひと休みさせてあげてください。頑張るためにはエネルギー補給も大切だから、頑張る時だけ頑張って、あとはゆっくり休憩しちゃえばいい。頑張れない一日があったって、そんなの問題なんかない。全部完璧に頑張らなくていいから、たまには好きなお菓子や飲み物でお茶会でもしながら好きなことしてゆっくりしてみて欲しいなって思います。
あなたは生きていていいんだよ。
私は生きてちゃいけないんだ、みんなに迷惑掛ける要らない子なんだ、なんて思っている子は、これを読んでいる中でどのくらいいるんだろう。
私もずっとそう思ってたけどね、そうじゃないんだよ。だって、あなたに生きてて欲しいって思っている人が周りにきっといてくれるから。
生きてちゃいけないんだって考えてるあなたは、きっととっても優しい子なんだと思うんです。誰かを傷つけるなら自分がいない方がいいって思ってしまうのは、それだけあなたが周りのことを大切に思ってる証拠なんだと思うの。
だけど、同じくらい、私は皆さんに生きていて欲しいんです。
『死にたい』とか『生きたくない』って気持ちの背後には、たくさんのつらい気持ちのほかに『愛されたい』『認めて欲しい』『もっと私のことを大切にして欲しい』っていう、心の奥深くに隠しこんでいた思いがつまっているんだと思うんです。私もそうだから。
周りからきちんと愛されている実感がなくて、上手く自分のことを認められなくて、自分のことを放っておきがちな私の『死にたい』の奥底にも、みんなと同じような隠しこんでた思いがあるんだよ。私も皆さんと一緒なんです。
それでも生きていようって思えるのは、皆さんがいてくれるからです。皆さんが一緒に生きていてくれるから、私はもう少し頑張って生きていたいなって思えるんです。だから、私のワガママに付き合わせてしまうけれど、
私と一緒に、生きていてくれませんか?
これを読んでくれたあなたは、今どうしているのかな。心の底からふんわり笑えているのかな、それとも泣かせてしまったかな。
同じように『死にたい気持ちと生きている』私からの皆さんへのメッセージ、上手く伝わっているのかな。内心は不安でいっぱいです。
もしも味方が周りに見つからなくてつらい人がいたら、candleのLINE相談に声を掛けて欲しいなって思います。相談員はみんな、頑張り屋でとってもいい子な皆さんの味方です。
本当は、目の前にあなたがいるのならちゃんと抱きしめてあげたいなって思うんです。よく頑張ったね、生きててくれてありがとうねって、温かいぬくもりの中で抱きしめながら頭を撫でてあげたい。実際にそれはできないので、皆さんにLINE相談で頼ってもらえるのを待つことにします。
そして同時に、皆さんの思いを待っています。ブログを読んだ感想をぜひ私に届けて欲しいです。コメント欄はもちろん、LINE相談の時に伝えてもらってもいいんですけど、守秘義務の関係で担当の相談員が私ではない場合は感想は私まで伝わりません。担当の相談員が雪灯じゃないよって人で、雪灯に感想を伝えたいなって人は、担当の相談員さんに『ブログの感想を雪灯に伝えて欲しいです』って言ってもらえると多分届けてもらえると思います。多分。最近は私もお疲れヘトヘトメンタルなので、感想もらえると本当に嬉しいし本当に力になります。
現在、皆さんの感想に飢えに飢えまくってるので感想もらえたら喜んでお返事書きます。感想でもLINE相談でも、いろんなお話ができたらいいな。
最後に。あなたが生きることをやめないでいてくれて私はとても嬉しいです。私のワガママだけど、この先も私と一緒に『生きること』に付き合って欲しいな。
大丈夫。私たちがいるから、あなたはもうひとりじゃないよ。
雪灯より。
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