雪灯
2日連続投稿！ 土曜日ということで1日バタバタと動き回ったあとの締めくくりにこのブログを書いています。例によって夜中、どうも雪灯です。システム関係で新たに発見をしてはブログで試しちゃう日々ですが、みんなにも読みやすいブログにするのに欠かせないことでもあるし個人的な楽しみでもあります。
今回は、昨日書いたブログの続きのお話です。ここからは不登校の経験や大学での保健室の先生になるための勉強をしながら感じた「子どもと大人の中間地点(年齢上は成人済みだけどね)」としての学生目線で、ここに来てくれた皆さんにして欲しいなと思うことを書いてみようと思います。
ぜひ昨日のブログをおうちの人や学校の先生に読んでもらいながら、みんなもこの記事を読んで欲しいです。
昨日のブログはこちら⇒元不登校生の私が、周りの大人にして欲しかったこと
1、閉じこもることを少しだけ減らしてみる
これは今の私もよくやってしまうのですが、予定もない日や学校に行かないで家にいる日、お布団の中や自分の部屋からほとんど出ないで過ごすこと、ありませんか？？
私は不登校時代、学校に行きたくない時に布団に引きこもって泣いて抵抗して、そのままズルズルと一日のほとんどを過ごすことがよくありました。ただ、それが続くと本当に何も出来なくなることもわかっていました。それがそこから「逃げっぱなし」になってしまうような、そんな感覚に罪悪感もあったからです。
例えば、家族で一緒に食事を取るだとか、少しだけ家の周りを歩いてみるだとか、そんなことでいいのです。もしくは、洗濯物を干してみるだとか、おうちの人と買い物に行ってみるとか、そんなことでもいい。大切なのは、『自分の意思で外に出てみる』ということです。
辛いことから逃げることは悪いことではありません。むしろ、今まで頑張ってきた皆さんにとっては、とても勇気のいることだったと思うしとてもいいことだと思います。ただ、学校に通っていた時に身についていた生活リズムが崩れることで体力が落ちたり上手く眠れなかったり、なんてことがあると思います。私もそうだったからね。
『自分の意思で外に出てみる』ことには、気分転換の効果のほかにも運動や生活リズムを整える効果もあります。気が向いたらちょっと意識してみて欲しいな。
2、自分なりのストレス発散方法を見つけてみる
簡単そうに見えて結構難しいことだと思うかもしれません。何故なら、ここに来る皆さんの中には『自分のことを傷つけること』がストレス発散方法になっているような方もいると思うからです。
かくいう私も、未だに自分のことを傷つけてストレス発散してしまうことがあって、見つかる度にそれはそれは怒られます。じゃあそれはいけないことなのか、と言われればそれはそれでいいかなと私は思うのです。
昔、道具を使って自分を傷つけることでストレス発散していた私は、父親に怒られ、母に泣かれました。数年たった後、同じ行為をしてしまったことを通院先の担当医の先生に話したところ、彼は「あなたは優しいですね」と言うのです。皆さんはなぜだと思いますか？？
当時の担当医の先生は、「ほかの人や物に当たることなく自分に当たるということは、その分周りの人や物のことを大切にしているからすごいことなんだよ」と言われたのです。
それをきいて私もすごく安心したし、少しずつ自分を傷つける頻度を減らしていくことができたのです。
だから、私は無理に自分を傷つけることでストレス発散することをやめなさい、とは言えません。ただ、その頻度を減らしながら別のストレス発散方法を探して欲しい、と思います。
現在の私のストレス発散方法は、シャワーを浴びながらカラオケさながらに歌うことです。それから湯船に浸かってぼーっとしながら身体を温めて、大好きなぬいぐるみを抱きしめること。
皆さんにもそんなふうに、ストレス発散まではいかなくても『こうしたら気持ちも落ち着くし安心できる』という行動があると思います。そんな行動が少しずつ増えていったなら、それはそれで気持ちがほっとできていいのかなと私は思います。
3、自分の気持ちを抱え込むことをやめる
これは、面と向かって誰かに話すことは難しいし気持ちがしんどいから無理、と思った人も多いかな？？ でも、無理に誰かに話さなくてもいいんです。
例えば、自分の気持ちを日記に書いてみる。私は三日坊主なのでなかなか長く続くことはありませんでしたが、中学時代の生活記録にあった日記の欄は先生から返事がもらえることもあってずっと書き続けていました。今日はこんなことがあって嬉しかった、なんてことから、あんなことがあって辛い、死にたいと思ってしまう、なんてことも、いろんなことを書きました。
日記に書くだけでも自分の気持ちを整理しながら自分自身と向き合うことができるし、書きたいだけ書けばいいので気持ちを抱え込まなくて良くなります。しかも、誰も読みません。読むのは未来の自分だけですから。
しっかり思っていることを伝えたいという時も、面と向かって話すだけじゃなくて、LINEや手紙などの文字で伝えることもできます。直接顔を見ないし納得するまで自分の気持ちを書きながら整理できるから文字の方がハードルは低いのかな。
大切なのは、辛い気持ちをひとりで抱えたままにしないことです。日記でも、LINE相談でも、手紙でも、何でもいいからどこかにその気持ちを吐き出して欲しいのです。そうしたら、ほんのちょっとだけでも前を向けるようになるんじゃないかな。
4、自分が後悔しない選択をすること
これが1番大切なことです。未来の自分が後悔しないと思える選択をしてください。
例えば、私は不登校という選択を後悔していません。授業についていけなくなったり、周りとは違うことを否が応でも突きつけられるようで辛いことも沢山あったりしたけれど、それでもその選択を後悔しないのはそのおかげで今の夢が見つかったからです。そしてその夢に向けて努力できることがわかったからです。
例えば、友達と何となく距離を置いていたことを私はすごく後悔しています。卒業して離ればなれになると、そのままほとんど会うこともなくなるからです。会えるうちに沢山会って沢山話せば良かったと後悔していますし、昨年末に大学の友人を亡くした時、何度も会っているに関わらずとても後悔しているからこそ、たわいもない『いつもの時間』を大切にしておけば良かったと思うのです。
皆さんはこの先、沢山の選択をしなければいけません。その選択をすることに必死になってしまう人も中には沢山いると思います。
その選択をする前に、ちょっと深呼吸してみましょう。その選択をすることで、未来のあなたは後悔しませんか？？
未来がどうなるかは誰にもわからないけれど、その選択をすることで絶対に未来の自分は後悔しないから大丈夫だと、失敗したってそこに未来の自分は後悔はないから大丈夫だと、皆さんにはそう思えるような選択をしていってほしいです。
ここに今まで私が書いたことだって、やってみるかどうかは皆さん次第です。だってこれは『雪灯が雪灯の経験を元に書いたもの』。この行動をするかどうかの選択をするのは皆さん自身です。
この人生を生きていくのは皆さんですから、ぜひ皆さんが後悔のない生き方をしてほしいなと私は思います。
いかがでしたか？？ 今回は昨日のブログよりもちょっと短めな気がするけれどどうなんだろう･････？？
実はこのブログに『生きづらい子』向けに何か項目を盛り込もうかなと思ったけどやめました。絶対長くなるので次のブログに沢山書きます。
ちょっと最近気にしているのが、皆さんの不登校ブログを読んだ感想です。最近になって不登校ブログをちょくちょく更新するようになりましたが、悲しいことに私の元には感想が全く届きません･････。もしかしたらLINE相談をしている子の中でブログの話をしてくれている子がいるかもしれないけれど、ほかの相談員さんはほとんどがブログの更新に気がついていないと言うこともあって書き手の『雪灯』に感想が届かないのです。
それはそれでいいんだけど、個人的にはモチベーションにもなるし、せっかく下のコメント欄フォームがあるので、ぜひコメントを残していって欲しいなと思います。返信できるかはわからないけれど、きちんと目を通したいなと思っているし、コメントを通して皆さんのお話を聴いてみたいな、と思います。コメントが来たら雪灯自身はガッツポーズで喜びます
もちろん、LINE相談で声掛けてもらえるのも大歓迎です！ 私も皆さんとお話しできるのを楽しみに待ってますね(´˘`＊)
話したい時に話したいことをお話してもらえたら嬉しいです。
それでは、LINE相談か、もしくは次のブログでお会いしましょう！
雪灯
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