本当は大好きだった。

こんばんは、鷹れんです。
今回の記事は先日公開したブログの続編となりますので、まだ読んでいない方はそちらをぜひ先にチェックしてみてくださいね(*´`)
LINK:ブログ「ずーっとカラオケが苦手だった。」
さて、上のブログでも書いたとおり私は中学生くらいのときから「人前で表現すること」が苦手でした。
今回お話するのは、「人前で表現することを避けてきた私がいまやカラオケもブログも大好きになった理由」です。
ここでいう「表現すること」とは、歌う・書く・描く・発言するなどのことです。
自分の内面を出したり、自分の意見を出すことをずっと避けて生きてきました。

表現することが大好きになった理由

まず大前提として、私はもとから「表現すること」は大好きでした。
しかしいじめや不登校、転校などをしていくうちに、非難される可能性や受け入れてもらえないかもしれない・笑われるかもしれないなどといった不安に負けるようになってしまったんです。
ちなみに表現するのを避けていた頃の私と今の私を比べると下記のような感じになります。
前は:
・カラオケ⇒行かない
・作文⇒人の言葉をそれっぽくまとめる
・絵⇒書かない
・授業中⇒発言なんてもってのほか
今は:
・カラオケ⇒いえーいひゃっほーいわっしょーい
・作文⇒書きたいことがありすぎて困ります先生
・絵⇒犬を犬と理解してもらえる程度には大丈夫。ポスターとか好き
・授業中⇒先生私こそ発言させてください
いやはや、雲泥の差ですね。
ちなみにもとから表現することは大好きだったと書きましたが、一度表現することを避けたのを経て、より好きになりました。ちょうど明日にもカラオケに行く予定です(*´`)
私が好きになれたのは、ひとつの考え方の変化からでした。

私は、人のために表現しているわけではない

考えてみれば当たり前のことかもしれませんが、私が言葉を綴ったりなにかを描いたり歌を歌ったりするのは、決して人のためにやっていることではないんですよね。もちろん大切な人のために考えることもあるけれど、基本的には「好きだからやっている」っていうだけのことなんです。
これに気づくのに、何年もかかりました。
そもそもは、幼少期から私の根本に「親の正解が自分の正解」という考え方の影響でした。
歌い方を笑われるくらい、今じゃどうってことありません。「へぇそう。でも私は歌うの好きだから」それだけです。別に上手くはないけれど、人に不快感を覚えさせる程度ではない、と若干の客観視(?)ができるようになったからかもしれません。
中学生のときの私がすこし噂にされたくらいで表現することすべてをやめてしまったのは、まわりを意識しているからでした。
親の正解が自分の正解である以上、親の言動は常に注目していなければなりません。親の正解は刻一刻と変わっていくからです。昨日と同じ行動をしても、その気まぐれで怒られるかもしれません。怒られないように、捨てられないように、私は常に親を見て、常に親の正解をさがしていました。
そんな生き方をしてきたおかげで、いつのまにか他人の言動にはすごく注視するクセがついてしまったんです。
だから少し噂になっただけでクラス全体から置いてけぼりにさせられるんじゃないかとか、またあの頃みたいに独りぼっちになるんじゃないかとか、また生きる目的を見失ってしまうんじゃないかとか、怖かったんだと思います。
でも上で書いたとおり、表現ってすべてを他人のためにしているわけではないですよね。
少なくとも私は、言葉を綴ったり歌を歌ったりなにかを描くことが大好きです。好きだから、やっています。
そう吹っ切れたきっかけは、ある人たちの存在でした。

私のことばを好きだと言ってくれる人たち

つたないなりに表現を続けてきて、不器用な私なりにいろいろな方法を模索してきました。
どんな言葉が伝わりやすいか。どんな絵だったら見てもらえるか。どんな話し方なら聞いてもらえるか。考え続けています。
それでもやっぱり伝わらないものは伝わらなくて、聞いてもらえないものは聞いてもらえません。それはどちらが悪いとかではなくて、きっと「合わなかった」だけだと思います。どんなに考えても私は私らしく綴り私らしく描くことしか出来ません。他人の文章はつくれないし、私だってすべての文章を好きになれるわけではありません。
大切なのは、すべての人に「合わせる」ことではなくて、「合う」人たちを大切にすることなんじゃないでしょうか。
最大限自分らしいメッセージをこめて、たった一人でもいいから、その人の人生になにかきっかけを生む助けになれるような、そんな言葉をつくれればと思っています。
私のことばを好きだと言ってくれて、コメントとして残してくれる人がいる。その事実だけが、私にとっては重要なんです。
才能ない、下手、未熟、向いてない、そういう言葉をのこしてゆく人も少なくありません。それはまぁちょっぴりショックだし、無視するつもりはないけれど。私のことばを好きだと言ってくれる人のためにも、そしてなにより表現することが大好きな私自身のためにも、これからも表現しつづけていこうと思います。
鷹れん

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