みなさん、「やりたいこと」できてますか?
仕事や学校、家事育児・・・世の中には「やらなきゃいけないこと」がいっぱい。忙しい日常をこなすのに必死で、いつのまにか「やりたいこと」をないがしろにしてはいませんか?
インプット(というか自分の中でうまれる疑問や思い)が多すぎてアウトプットとのバランスがとれない…
書きたい、考えたい、共有したい、聴きたいみたいな欲求を私の場合は文字にする(+まわりから意見をもらう)ことで満たす(気がする)から、執筆スピードがはやくなれば発散できそう。— 鷹れん (@takaren_kktm) 2016年4月7日
今日の講義でも興味深い話をきいた。 普段「ブログに書くネタがねぇ!」て叫んでるけど、実際には「ブログに書ける技量がねぇから納得できねぇ!」だったりもする。 くそー、書く時間が足りない!ゲームしてる暇なんかねぇ!でもゲーム楽しい…。 — 鷹れん (@takaren_kktm) 2016年4月11日
上記2ツイートからも分かるとおり、悲しいことには私はまさに「やりたいことができていない(でききれていない)」状態、自転車操業真っ只中です。
毎日気づいたら朝で、気づいたら夕方で、気づいたら夜です。明日の講義の準備もままならないまま嵐のように眠り、毎日電車の中では爆睡状態! 疲れがとれたからか乗り過ごすことはなくなりましたが、おかげさまで風邪もなかなか治りません(汗)
そんな私はそもそも「やりたいこと」の前に「やっていること」を削るほうが先決ですが、それは置いておいて、今回は「やりたいことができない人が日常に時間(余裕)をつくる方法」を考えてみましょう。
やりたいことができないときの対処法
準備:「やっていること」「やりたいこと」を可視化しよう
まずは準備をします。
「やりたいことができない!」「やらなきゃいけないことでいっぱい!」と悩んでいる方は(私含め)たくさんいますが、では「あなたのやりたいことって何ですか?」と訊かれてスッと答えられる人がどれだけいるでしょうか。
やりたいこと(できるようになりたいこと)が具体的に分からなければ、その対処法は分かりようがないのです。だからまずは「やっていること・やりたいこと」を目に見えるようにしましょう。
簡単なのは紙に書くことですね。チラシの裏やノートの端っこでかまいませんので、もう今日!今すぐ!やっちゃいましょう。思い立ったが吉日それ以外は全て凶日、ってやつです。
私の場合は、
- やっていること
-
・ブログの執筆:毎日
・大学に行く:週5
・睡眠:毎日
・食事:毎日
・お風呂:毎日
・メール/LINEの返信:ほぼ毎日
・メーリスの送信:週1
・ボランティア活動:ほぼ毎日(リーダー業務、相談活動など)
・テレビを観る/動画観賞:ほぼ毎日
・ゲームをする:週5くらい(1回30分程度)
・音楽を聴く:ほぼ毎日(通学時など)
・読書:ときどき
・愛犬アップルの散歩:休日中心
・SNSに投稿:ほぼ毎日 - やりたいこと
-
・自宅学習
・手芸
・料理/お菓子づくり
・大学とは関係のない勉強(資格、検定など)
・ブログ執筆(もっと時間をとりたい)
・読書(頻度を増やしたい)
・運動
ざっとですが、こんな感じです。
ものごとの頻度や合計の時間などが分かればより丁寧ですね。
では、「やっていること」「やりたいこと」が具体的に分かったところで、「やりたいことができないときの対処法」を考えましょう。
1.「やらないこと」を決める
皆さん、一度は「やることリスト」なんてものを聞いたこと・実践したことがあります。
人間の脳は完璧ではないからときには忘れてしまったり勘違いしてしまうことも。そんな中で「メモをする」というのは非常に効果的です。
しかし今回は「やらないことリスト」をつくります。
どんな人も一日は24時間。少しでも時間を節約して自分の好きなことに費やす余裕をつくることが大切なんです。
私の場合、いろいろなところでボランティア活動をしています。インターネット上のものもあれば、実際に現場に足を運んでおこなうことも。ひとつの団体の中でも様々な活動がありますが、その中には「あえて自分がやらなくてもいいし自分もやりたいわけじゃない」活動も確かに存在します。
はじめたきっかけは、その時たまたま暇だったからとか、恩のある人に頼まれたからとか、友達に誘われたからとか、当時はやってみたかったからとか色々ありますが、とにかく今の私にとってそれは「やりたくてやっていること」ではありませんでした。
私じゃなきゃできないことでもなかったので、やめることを決意しました。
重要なのは「なんでもやめりゃいい」ってもんじゃありません。
うまく「取捨選択」をすることが大切なのです。
いくら忙しくても「好きでやっていること」はやめないし、もし仮に「やりたいことが多すぎてやりきれない」のならそれをできるように工夫します。
やっていることリストを参考にしながら、ひとつひとつ「やりたくてやっていることかどうか」考えてみてください(*´`)
2.「ゼロ秒思考」を心がける
もしかしたらピンとくる方がいらっしゃるかもしれませんが、「ゼロ秒思考」とはその言葉の通り、ゼロ秒で考える、ということです。なんだかしっくり来ませんが、要するに「悩む前に決めろ!」ってことです。
やりたいことができなくて悩んでいる人に多いのが「どれからやろうか・なにをするべきか考える時間が長い」ということです。
この問題以外でも、例えば「今日の食事どうしよう」とか「友達からの誘いうけようか断ろうか」とか「これしようかどうしようか」「これでいいのかダメなのか」と考えている時間が長すぎて、本当は時間があるのになくしてしまっている状況は意外と多いのではないでしょうか。
私は以前、優柔不断すぎて(今も決断は苦手な部類ですが)悩んでいるうちに申込期間終了、なんてこともありました。
そういう人たちって、要するに失敗とか後悔など「結果的にマイナスになってしまう」ことが怖いんじゃないのかな。私はそうでした。
そのときは、とりあえず決めてみる! ことが大切です。
後悔するかもとか、こっちのほうがいいかもとか、一回選んだら戻れないかもとか、いろいろ考えちゃうかもしれないけれどそれは一旦無視! 深く考えないで、まずは動き出しましょう。
申し込むかどうか悩んでいるのなら、とりあえず申し込み用紙を書いちゃいましょう。スケジュール帳に締切日を書きましょう。
動き出さなければ、変わりません。
どうしようかどうしようかとその場でじーっとしり込みしていても、誰も手を差し伸べてはくれないのです。
動くのが怖いのなら、まわりを見渡すだけでもしてみませんか。
それに興味を持っている人はいませんか? 申し込むかどうか悩んでいる人はいませんか? 以前経験したことのある人はいませんか?
そういう人たちと話したり相談しあったりすれば、なにかが変わるかもしれません。
悩む前に動く。決められないのなら決めるために動く。
難しく感じるかもしれませんが、至極単純なことです。ぜひ、一度チャレンジしてみてください。繰り返すごとにだんだんと慣れてきますよ٩( ‘ω’ )و
3.「自分がやらなきゃいけないこと」と「誰かがやらなきゃいけないこと」を区別する
この二つをまぜて考えてしまう人は意外と多いです。しかし、「自分がやらなきゃいけないこと」と「誰かがやらなきゃいけないこと」は正反対に位置します。
「誰かがやらなきゃいけない」ということは「自分がやらなくてもいい」ということなのです。
もちろん「誰かが」には自分も含まれています。しかし、所詮「誰か」であって「自分が」ではありません。
余裕があるときにはそれをするに越したことはありませんが、無理をしてまですることではないのです。
それを、心に留めておいてください。
私の場合は、「大学で講義を受ける」とか「ティーンズプレイスでブログを書く」とかは私にしかできないことです。(厳密には後者は「誰でも」に分類されますが、毎日ブログを書くことは「誰にでもできること」ではありません。そこらへんは難しくてややこしいので割愛します)
でも、例えばアップルの散歩なら母親でも父親でもできますし、ボランティア活動だって、仮に「自分しかやっていないこと」だとしても「誰にでも任せられること」だったりします。
端的に言えば「うまく人をつかう」のです。頼ったり任せたり交代したり。
「誰でもできること」は、自分のやらなきゃいけないこと・やりたいことを満たした上で、そこにもしも余裕があったらやる、程度で大丈夫なんです。
想像よりもまわりは忙しくないし、想像よりも人はいます。
もちろん「誰でもできるけど自分がやりたいと思っていること」は別ですが、誰でもできてなおかつ自分もやりたいわけじゃないけどやってる~程度のことなら、思い切って隣の誰かに任せちゃいましょう。
4.より効率的にできるものはないか考える
ここまで、行動の取捨選択をしてきました。つまり今は、「自分がやりたいこと」「自分がやらなきゃいけないこと(自分しか出来ないこと)」の二種類しか残っていないはずです。
ここからは、今担っているものに割く時間を減らす、という作業になります。作業の効率化ですね。
これはもう作業の内容によるとしか言えませんが、例えば「決まったことを繰り返す」のならマニュアルを作って誰かと共有するとか。
私で言えば、「ブログを書く」「メールの返事」などは普段からあいた時間にはスマホなどで軽く文章をつくっておいたり大学でも大学のパソコンをつかったりして、いわゆる「スキマ時間」をうまく活用するようにしています。
他にも方法は無限大なはずです。
すぐできることとしては、まずは「作業を可視化すること」だと思います。
マニュアルもそうですが、実際に自分がおこなっていることを整理し文字にするのです。そうすることで、「作業にムダはないか」「他のことに活かせる部分はないか」などを客観的に考えやすくなります。
いい方法が思いつかなければまわりの人にアドバイスを求めてみてもいいと思います。(その際に自分のしていることを相手に伝わるように説明しなくてはならないので「可視化」もしやすくなって一石二鳥です!)
まとめ
今回は「やりたいことができないときの対処法」として
- 「やらないこと」を決める
- 「ゼロ秒思考」を心がける
- 「自分がやらなきゃいけないこと」と「誰かがやらなきゃいけないこと」を区別する
- より効率的にできるものはないか考える
の4つを紹介しました。いかがでしたか?
まとめると、①可視化(見えるようにする)②取捨選択③効率化の3ステップになります。
もしやり方がわからない、うまくできないという方は、一緒に考えてみませんか。
私はそれが「やりたいこと」なので(*´`)
このブログが誰かの助け・参考になれば幸いです♡
鷹れん
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