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人見知り克服②人見知りを克服する方法~考え方編~

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人見知り克服シリーズ、第二段です。前回は、「私が人見知りになった理由」を書きました。
今回はずばり「人見知りを克服する方法」
なお、あくまで私の体験に基づいて作成しておりますので、ここに書いてあることの効果が薄かったりうまくいかないこともあると思います。なにとぞ、ご容赦くださいませm(_ _)m
初対面の人との会話を極端に恐れてまわりからの評価ばかりを気にしていた私が、いかにして演劇の舞台に立つまでに至ったのか。人見知りに悩んでいる方にとって、少しでも参考になるブログを作れるようがんばりますので、よろしくお願いいたします٩( ‘ω’ )و

人見知りを克服する方法~考え方編~

まずは、人見知りを克服するための土台作りです。当たり前なことですが、人見知りは目には見えません。だからこそ、「考え方」が大切だと思うんです。

1.まわりはそこまで自分を見ていない

まずこれです。
年頃の女性って、鼻の頭にちいさなニキビが出来ると、すごく気にしますよね。
いわゆる「コンプレックス」ってやつです。
コンプレックスって、誰にでもあると思うんです。絶世の美女に見えるとしても、完璧超人に見えるとしても。
私にだってコンプレックスのひとつやふたつあります。内面なども含めれば、数え切れません。
でも、相手のコンプレックスってあんまり気にしなくないですか?
中には「前髪切った?」なんて些細なことにも気がついてくれる人が居るけれど、すれ違う人それぞれの顔をじっくり観察する人なんてそういません。
人見知りも同じことなんじゃないでしょうか。
「あ、あの人また視線逸らした」「声が裏返った」なんていちいちチェックしてくる人なんて居ないんです。大丈夫です。
万が一気づいたとしても、次の話題に移る頃にはもう忘れてしまいます。
ファッションが趣味の人は昨日の友達の服装を覚えているかもしれないけれど、私はファッションやらオシャレやらにさほど興味がないので昨日の自分の服装さえあんまり覚えていません。同じように、人見知りの人は自分の態度について深く気にしてしまうかもしれないけれど、まわりの人はさほど気にしていないのです。気づいてもすぐに忘れてしまうんです。
そこには一種の寂しさのようなものがあるかもしれないけれど、人見知りな自分をちょっと楽にするきっかけになるのではないかな。

2.失敗したって取り返しはきく

人見知りの方に多いのが「嫌われたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」「笑われたらどうしよう」などの不安です。
例えば言葉を噛んでしまったり、緊張で変なことを言ってしまったり、相手の質問にうまく答えられなかったり、頭が真っ白になってしまったとき・・・「失敗した」と感じると思います。
しかし、1.で書いたように、まわりはあなたのことをさほど気にしていません。ちょっとくらいおかしなことを言ったって、「緊張してるのかな」で終わりです。バカにしてくる人なんて、居たとしても、その人とあなたが合わなかっただけのこと。自分を否定する必要も、相手を否定する必要もないんです。
人の命に関わること以外の失敗なら、いくらでも取り返しがききます。
相手を故意に傷つけたり、悪意を持って人と接することは「いけないこと」だけれど、わざとじゃなく相手を傷つけてしまうことなんて、残念ながらよくある話なんです。
なるべくないほうがいいと思うけれど、人それぞれ感じ方、考え方が違うから、しょうがないんです。
大切なのは、「失敗しないこと」ではなく「失敗したあとどうするか」だと思うんです。
相手を傷つけてしまった。もうダメだ。私は人と仲良くなる権利なんてないんだ。ひとりで生きていくんだ。・・・そんな生き方をしていたら、誰もなにも出来なくなってしまいます。
相手を傷つけてしまった。どうして傷つけてしまったんだろう。私はこう感じるけれど、相手はこう受け取ったのかもしれない。じゃあ次からは、これを伝えるときには、こういう工夫をしよう。・・・そうやって次に活かしていけば、少なくとも、同じ内容で同じような相手を傷つけてしまうことは減らせるのではないでしょうか。
そこから、相手に謝ったり、自分の発言のクセに気づいたり、対処・改善してゆけばいいんです。

3.ほとんどの人は人見知りしてしまうもの

「まわりの人はどうして人見知りしないんだろう…」なんて考えたりしませんか?
実は、そうじゃないと思うんです。
人見知りの度合いが違うだけで、「人見知りを微塵もしない人」って、ごく少数なんじゃないでしょうか。
前回、私が人見知りになった理由を書きましたが、あれはあくまで「極度の人見知りになった理由」であって、「(人見知りじゃなかったのに)人見知りになった理由」ではありません。
ほとんどの人は初対面の人と話すときや大勢の人の前に立つときに緊張するものです。
結局人見知りって、人の「防衛本能」のような気がします。極論ですが、初対面の人がその場でナイフを出しちゃうことだってあり得るわけです。日頃、私たちはそんな危機感は微塵も持たずに生活しているわけですが、本能的にはそれを察知しているのかもしれません。
いきなりナイフを出しちゃうような人間ではないと認識することで、人見知りをせずに接することが出来るようになる・・・んだと思います。あくまで推測ですが。
じゃあなんでみんな人見知りじゃないように感じるのかといえば、それぞれの「人見知りとの付き合い方」を知っているからじゃないでしょうか。
10人いれば10人の悩みがあります。同じ人間なんで居ないのです。人見知りも同じで、一口に「人見知り」を言っても、手足の震えや異常なほどの手汗に悩まされる人もいれば、表面には出てこないものの心の中では大きなストレスを溜め込んでしまう人もいます。解決策だって人それぞれ。
その人なりの「付き合い方」が見つかれば、人見知りは「敵」ではなく「共存できるもの」になるのではないでしょうか٩( ‘ω’ )و

4.嫌われる人にはなにやっても嫌われるし好かれる人にはなにやっても好かれるもの

「世界の2割の人はあなたがどんな行動をとってもあなたの事を嫌いになる。6割の人は行動によって好き嫌いが分かれる。でも残りの2割の人はあなたがどんなヘマをしてもあなたの事を好いてくれる。」

この言葉をご存知でしょうか。有名な言葉だと思います。
人見知りに悩んでいたころ、この言葉にずいぶん救われました。
当時の私は、世界でひとりぼっちのように感じていたんです。自分の味方になってくれる人なんて居なくて、まわりは敵ばかりだと思っていたんです。
生きていれば、いろんな人と出会います。合わない人も合う人もいます。ご縁が続く人もいれば途中で離れてしまう人もいます。
友達にとある相談をしたとき「そんな弱い人だと思わなかった」と言われたことがあります。当時は、私のことを「頼りになる」と言う人に頼った自分が間違いだったのではないか、私が強ければあの子は離れていかなかったんじゃないかと悩みました。すごく傷つきました。
でも、そうじゃなかったんです。
仮にそこで無理して強がって相談しなかったとしたら、私のほうが苦しくなってしまったのだと思います。もしかしたら「そんな心の狭い人だと思わなかった」なんて言葉で詰ってしまうかもしれません。
私は、できれば誰も傷つけたくありません。誰かが傷つくくらいなら、その人が気づかぬように傷を背負おうとするくらいには。
別にそれは「相手のため」なんてキレイなものではなくて。私が嫌だからです。「自分のため」に他なりません。
だから、相手から傷つけられて別れるのと、自分が傷つけて別れるのだったら、前者を選びます。自分のために。
・・・と、話がそれてしまったけれど。
結局嫌われる人には、どうやったって嫌われてしまうものだと思います。
10割に好かれようなんて無理する必要も、最初の2割にすがりつこうとする必要もないのではないでしょうか。
私は、自分のことを好いてくれる2割を大切にしていきたいです。
6割は・・・天のみぞ知る、というところかな。気にしすぎないでいいと思います。
「たった2割」なんて感じますか?
たった2割、されど2割なんですよ。世界人口は70億人以上。その2割って、単純計算では14億人いるんです。
世界の全ての人に会うことは現実的には厳しいけれど、この世界には私を好いてくれる人が少なくとも14億人居るんです。ものすごい数字ですよ。
私がこれまで出会った人の数なんて、たかが知れています。そんな今でさえ、信頼できる人は確かに存在します。これからどんな「2割」に出会えるのか。この先の出会いが楽しみでしかたありません。

5.「嫌ってくる人が居ない」ということは「好いてくれる人も居ない」ということ

「好き」の反対は「嫌い」じゃないんだそうです。もちろん辞書での対義語は「嫌い」だけれど、実は「好き」と「嫌い」ってすごく似通った感情なんですよね。どちらにせよ、相手に影響を受けてるんです。
じゃあ、好きの反対はなんなのか。「無関心」だそうですね。
言い得て妙ではありませんか。
「好き」の類義語は「嫌い」で、対義語が「無関心」。分かるような、深いような。
つまり「好き」のそばには「嫌い」があるってことではないでしょうか。
いろんな人に好かれている人っていますよね。みんなの注目の的で、その一挙一動に誰もが目を向けるような。けれどそういう人って、一定数以上の人からは、嫌われているものなんです。いわゆる嫉妬のようなものもあるかもしれませんが、好かれれば好かれるほど、嫌われてしまうものなんです。かなしいけれどね。
逆に言えば、嫌われれば嫌われるほど、好かれてしまうということなんです。
嫌われるというのは、必ず理由があります。理不尽なものもあるけれど、つまりは「特徴がある」ということ。「嫌い」にせよ「好き」にせよ、印象に残ってるということなんです。
例えば、積極的に自分の意見を発信する人がいるとします。
その人を嫌いな人から見れば、それは「独りよがり」かもしれないし「自己満足」かもしれません。「まぁたそんな一生懸命になっちゃって」と嘲笑の対象するかもしれません。
けれど、その人を好きな人から見れば、それは「自分の意見を持っていることの証明」かもしれないし「自信があるカッコイイ姿」かもしれません。「この考えすごいなぁ。私ならこういう行動とるかも」と考えを深めるヒントにするかもしれません。
「そんな考え間違ってる!」と言う人も居れば「すごく共感します」と言う人も居る。
100人いて100人に好かれることなんてないんです。
100人いて20人に好かれたら上等なんじゃないですかね。
そのくらいに、考えておけばいいのだと思います。
そもそも考えを発信しなければ、賞賛を得ることもできないんだから。

まとめ

人見知りを克服するための考え方」は

  1. まわりはそこまで自分を見ていない
  2. 失敗したって取り返しはきく
  3. ほとんどの人は人見知りしてしまうもの
  4. 嫌われる人にはなにやっても嫌われるし好かれる人にはなにやっても好かれるもの
  5. 「嫌ってくる人が居ない」ということは「好いてくれる人も居ない」ということ

の5つです。
書いたとおり、同じ「人見知り」だとしても悩んでいることは違ったり、人によってさまざまです。ここに書いたものが当てはまる人も、当てはまらない人も居ると思います。
人見知りの方が、少しでも明日を生きやすくなればと思っております。
明日は、「人見知りを克服する方法~行動編~」の予定です。
考え方を変えるのには時間がかかってしまうかもしれませんが、行動なら毎日少しずつ変えていけるのではないでしょうか。
お楽しみに☆
鷹れん
人見知り克服シリーズバックナンバー
【人見知り克服①私が人見知りになった3つの理由】
【人見知り克服②人見知りを克服する方法~考え方編~】
【人見知り克服③人見知りを克服する方法~行動編~】
【人見知り克服④「人見知り」ってなんだろう?】

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