心にブランケットを 〜安心材料を作ろう〜

 

相変わらず気持ちが滅入りがちです、どうも雪灯です。なんとなく上手くストレス発散できなくて、なんとなく常に不安で、なんとなく全てがつまらなくて。好きなことさえも興味が持てない日々が続いておりますが、それはそれ、これはこれ。ちょっと気持ちを切り替えて、今日は皆さんがどこにいても役立つような、そんなお話をしてみようかと思います。ぜひ、皆さんも明日からチャレンジしてみて欲しいなと思います(´˘`)

 

安心材料を作ってみよう!

今回のテーマはずばり、この一言に尽きます。

安心材料ってなんやねん、と思う人もいるかな〜と思いますが、もうそれはほんとに字のまんま。「安心」できるようにするための「材料」なのです。

これがあると、気持ちがすごく落ち着きやすいし楽になるので、ぜひ皆さんにも試してほしいなと思って今回のブログのテーマにしました。

 

安心材料って、役に立つの??

断言します。めっちゃ役立ちます。

というのも、これは私も現在進行形で活用しているからです。

私は、現在適応障害という精神的な病気を持っています。その中でも、強い不安感やパニック発作に悩んでいました。パニック発作といってもいろいろな症状がありますが、私の場合は吐き気を起こしたり呼吸が浅くなったりします。そのせいで軽い酸欠気味になることもしょっちゅうです。あとは喉が詰まったような感覚があります。これがさらに吐き気や浅い呼吸を誘発します。さらに酷い時は冷や汗が止まらなくなったり、腹痛を起こしたりします。これらが落ち着くまで約2時間くらいです。・・・・・と、まあ書き連ねてみると「え、なにこれやば・・・・・」となってしまうんですけど。

適応障害発症当時・・・・・当時はパニック障害だと思ってましたけど、これの発症当時はとにかく人肌を求めました。いや、変態的な意味ではなくて。友人にハグしてもらったり、背中をさすってもらったり、手を繋いでいてもらったり・・・・・この行為が私にとってはすごく安心できるもので、それがあることで私は早めにパニック発作から復活することができたんですよね。人の体温ってすごく落ち着きやすいし、信頼できる人がそばにいてくれるっていう事実が何よりも私には安心できたんです。

だけど、ずっとそうしてる訳にはいきません。相手もやるべきことがあるし、迷惑になってしまうのも辛い。そんな時に、大学の当時の学年担当の先生と話していた時にふと「モノに頼ったらいいじゃん」となって某通販で購入したのが、長らく私の相棒となる「安心材料」でした。

実は、私の場合は何か抱え込んでぎゅっと抱きしめている状態だったり、どこかを温めている状態だったりが意外と落ち着くっていうことに気がついたんですよね。これって人じゃなくても大丈夫で。電車の中だったらリュックサック抱きしめてるし、自室にひとりの時はぬいぐるみや布団の端っこを抱え込んじゃえば何とかなってた訳で。それじゃあ、大学の授業中はクッション抱えてたらええやん、となったわけです。そんな訳で、私は常にリュックサック+手さげカバンの二刀流で大学に通っています。手さげカバンには羊のクッション(お昼寝まくらって名称で売ってたけど)、桜柄のそいつに私は名前をつけて持ち歩き、結構頼りにしています。

例えば、授業中にパニック発作を起こして不安感が強い時はコソッとカバンからクッションを取り出して抱きしめながら先生の話を聞くことができます。どうにもしんどい時は許可をもらってクッションを持って廊下に出て、クッションに顔を埋めながら息を整えることもできます(1回巡回中の守衛さんに見つかってビビったけど)

私は「クッション」という安心材料があるおかげで、今までよりも格段に安心して授業を乗り切れるようになったわけです。

 

安心材料の作り方

例えば、コロナ禍になって絶対に持っていくようになったハンカチとか。カバンにつけて行って、こっそりにぎにぎできそうなマスコットキーホルダーとか。はたまた、深呼吸やどこかの服の裾を握りしめるみたいな気持ちを落ち着かせる仕草とか。これって、全部皆さんの「安心材料」になるんです。要は、『皆さんの気持ちが落ち着くもの』が安心材料なんですから。

ハンカチが手元にあるなら、その香りをかぎながらちょっと深呼吸してみるとか。

気持ちが落ち着かなくて手を握りしめてしまう前に、にぎにぎできそうなマスコットキーホルダーや自分が着ている服の裾を触ってみるとか。

周りがざわついていてどうにも気になってしまうなら、トイレや図書室に逃げ込んで気持ちが落ち着くまで待ってみるとか。

ほかにも、自分の気持ちが落ち着ける行動や、自分がほっと息をついて安心できるものがあると思います。それ全部が、皆さんの味方です。そんな小さな味方があるんだって思えると、少し安心して苦手な場所でも過ごせるのかなと思います。

 

「安心材料」はひとつの逃げ場所

私は、安心材料って気持ちのひとつの避難場所なんだって思っています。こうしたらもう少しだけ心のエネルギーチャージができる、これがあれば震えてる心を温めて落ち着かせることができる、それが安心材料なんだと。

ただ、安心材料ばっかりに依存してしまう状態もいいとはあまり言えないので、あくまでおまじないとかそれくらいの認識で置いておく方がいいのかもしれません。

ひとつ伝えたいのは、安心材料はあなたの気持ちを無理させないための応急処置のひとつだということです。応急処置なので、完璧な手助けではありません。どうにもしんどい時は心もお休みさせてあげてください。これ以上は無理だと思うくらい苦しいなら、何もしなくてもいいのです。生きてるだけで十分、みんな偉いんだから。

 

 

と、・・・・・また相変わらず長々と文章を書きましたがいかがでしょうか。

少しでも皆さんの周りに、人、モノ問わず味方が増えるといいなと思います。

このブログもそんな味方のひとつになってたら書き手冥利に尽きるというものです。

 

それでは、またどこかでお会いしましょう!

 

雪灯

 

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