たかれん
どうも、鷹れんです。
普段皆さんは、一人でいるときや移動中、どんな過ごし方をしていますか？
私は数日前まで一人のときにはきまってイヤホンを着けて音楽を聴いていました。読書をしているときも電車に乗っているときも勉強をしているときも。さすがに寝るときには外すけれど、ほとんどの時間はイヤホンをつかっていたんです。
しかし先日、イヤホンを失くしてしまって。音質へのこだわりやらなんやらがまっっっっったくもってないためコンビニで1000円出す勇気も出ず(笑)、大学やバイトなどが忙しくて100均に行く時間もなく、流れでここ数日「イヤホン無し生活」となっていたんです。
最初は「うわ～通学のとき超暇じゃん。どうしよ～」なんて考えていたのですが、それから数日経った今、思わぬ発見がありました。
イヤホン無し生活の中で気づいたこと
イヤホン無し生活の中で気づいたことは主に3つ。
1.音の多さに気づいた
2.時間の流れ方が変わった
3.まわりからの見られ方が変わった（と思う） です。
それではひとつひとつ、お話させていただきますね。
1.音の多さに気づいた
まぁ考えてみれば当たり前のことなんですが。
普段イヤホンをつけて生活している人は、ぜひ外してみてください。できれば一人でいるときに。
私が最初外したまま通学したとき、音の多さにすこし驚きました。
車の音。誰かの足音。電車の音。風の音。住宅街の子どもの声。自転車の音。自分の呼吸の音。
挙げたらキリがないくらいたくさんの音が、日常には溢れています。
電車のアナウンスが車掌さんによって少しずつ変わることや、靴音が人によって（たとえ同じような靴や体格でも）違うこと。
自分の呼吸の音に耳を傾けたことなんて、多分物心がついてから今まで一度もなかったと思います。
そして音に気づくようになると、他のものにもいろいろ気づくようになりました。
自分の鼓動の感覚であったり、雨が近いときの空気の変化であったり、他にもいろいろ。これまではイヤホンから流れてくる音楽に集中してしたからか、見ながらに見ていないような感じだったんですよね。
おかげで乗り過ごすことも無くなり(笑)、以前よりも濃い一日をおくれている気がします。
2.時間の流れ方が変わった
「以前よりも濃い一日」というのは、時間が長いということです。
もちろん前も今もこれからも一日は一律24時間なのですが、これまでは「気づいたら夕方」「気づいたら夜」「気づいたら朝」みたいな感覚だったんです。それに対して今は、「まだ6時」「まだ夕方」「充実した夜」と感じていて、ムダに夜更かしをすることもなくなりました。
時間の流れが変わった、なんて表現は大げさかもしれないけれど。イヤホンを失くしてよかったと、今では思っています。
3.まわりからの見られ方が変わった（と思う）
最後、まわりからの見られ方が変わりました。これは私の思い込みかもしれませんが(笑)
気づいたきっかけは、話しかけられる回数の変化です。別にナンパとかではなくね。「○○駅にとまりますか」とか「～～に行きたいのですが」とか「近くにバス停ありますか」とか。道を尋ねられることが増えました。
それで以前ある授業で
「ずーっと自分の世界にこもって考え事をしているとね、どんどん表情が険しくなるんだよ。眉間にしわがよって、口角が下がって。いわゆる“真顔”になる。歩いている時にその表情をしていると、子どもは近寄ってこないよ」
と先生が話されていたのを思い出しました。
そこで友人に訊ねてみると、「そういえば最近表情やわらかくなったかも」とのこと。
かもしれない、程度のささやかな変化だけれど。そういう小さな変化を繰り返していくことでやがては大きく自分を変えていきたいと思っています。
皆さんも、普段ずっとイヤホンやヘッドホンをつけているのなら、明日くらいは外して、外に耳を、心を、傾けてみてはどうでしょうか(*´｀)
鷹れん
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