つらいときに「つらい」と言うことは必要なこと。

皆さんこんばんは、鷹れんです。
私はここ最近、ガッッッッッツリ体調を崩しておりました。
毎日微熱がひいてはぶり返し、ひいてはぶり返しを繰り返して喉はイガイガ声はガラガラ、もうコンディションは最悪でした。そんな中でも頭は働く(というか働いてしまう)ので毎日きちっと授業を受けて日々のタスクをこなしていたわけですが、やっぱりどこかにガタが来るもので……起きているのに(かつ何もせずに景色を眺めているだけなのに)電車を乗り過ごし、勉強や作業に集中できる時間も減り、目が疲れやすくなり。
結局いくつかの場所にお休みをいただいて、「しなくてはいけない」かつ「やりたいと思える」かつ「自分だけができること」に絞って
(=大学の講義やティーンズプレイスでのブログ執筆など)自分の体が心のスピードに追いつけるようになるまでしばしの休憩をとらせてもらいました。もちろんやらなきゃいけないことだけではなく自分の心身のリラックスも忘れずに。
そして今はといえば、完全無敵なコンディションではないとはいえ、だいぶよくなってきました。元気が戻ってきたので、以前のように本を読むこともできています。しかしいくら本を読んでも積読書ばかり増えていきます、不思議ですねぇ。(ちなみに体調絶不調のときは本を読むことさえままならず、毎日死んだように眠り電車の中でも夢の中でした。)
どうしても今日のうちにやらなきゃいけないことや、今日やっておかないと後々辛くなってしまうことが優先になるけれど、そんなこんなをこなしつつも、どうにかこうにか、自分の「好き」「興味」を大切にできるようになってきました。
今回の一連の流れで学んだのは「つらい」「疲れた」を表現する大切さです。

我慢は正義じゃない。

私が高校でテニス部に入っていた頃は、「疲れた」なんてしゃがみこもうものなら即刻「テニスコートから出て行け!」でした。休憩中しか水分補給は認められず、歩くことも許されず(歩いた瞬間に「走れ!時間もったいねぇぞ!」の怒号……汗)、まぁ、つらかったです。笑
いまじゃ「あの頃はがんばったなぁ~」なんてゆったり考えられますが、当時は置いていかれるのが怖くて、必死で食らいついていました。
どこかの国のどこかの文化では「弱さを見せる人=能力がない」と判断されることがあるそうです。だからみんな「自分はこんなことができます」「人生でこんなに成功してきました」「まわりとは違うこんな能力を持っています」など、必死に自分をアピールします。できる人間に思われたいからです。評価されたいからです。必要とされたいからです。
しかし、本当にそうでしょうか。もちろん文化や歴史などいろいろなものが影響して価値観をつくるから一概には言えませんが、日本にもそういう文化はあるでしょうか。そういう風潮をもった人は確かにいます。
「つらい」「疲れた」「休みたい」「もうイヤだ」「逃げ出したい」それらの言葉やうつ病などの心の病にかかった人のことを「己の心が弱いからだ」と否定する人は現実に存在します。
でも考えても見てください。例えばうつ病は「真面目で責任感のつよい人」がなりやすいとされています。すべてのことに全力投球して、ある種の完璧主義であろうとして自らを追い詰めてしまう人が多いためです。
では真面目で責任感の強い人は心が弱いのでしょうか。そんなことはないはずです。
つまり、「つらい」「疲れた」などの言葉は否定されるようなものではないのです。
我慢は美徳ではなく、本来は「我慢をしなくていい世の中」にしていくことが大切なのではないでしょうか。(それは「みんなワガママでいい」というわけではありません。詳しくは後日またブログにしようかと思っています)
自分のコンディション・波を把握し正しく伝えるのは必要なことです。
「つらい」「疲れた」に限らず、
・今自分はどれくらい集中力を持っているのか
・普段の自分に対してどれくらいの力を出せるのか
・どれくらいのタスクを抱えているのか
・今の自分が新たに背負えるタスクはどれくらいか
・一日のうちに作業に費やせる時間はどれくらいか
・困っていることはないか
・相談したいことはないか
など、自分の波や現在位置を正しく把握しておくことはとても大切なことです。
働くときにとか、学校でとかじゃなく、生きていくためには必要なことだと捉えています。
自分の波(だいたい何週間ごとに気分が落ちるなぁとか)が分かれば、長期的な計画が立つ際に「ここら辺でひと段落つくように調節しよう」「こっちのタスクは人と相談しながらだから早めにやっておこう」「こっちはAさんに任せて、自分はここからここまでをやろう」など、自分に無理のないように進めることができます。もちろん予測していなかったことも起こると思いますが、少なくとも計画修正の回数・幅は少なくなるはずです。
私たちは普段、「つらい」「疲れた」などの感情を自分の心の中にしまいこんでしまうことが少なくありません。
しかし心の中にしまいこんだままにしていると、いつかどこかにヒビが入って、結果的にはなにかしらの不利益を生んでしまいます。(誰かに迷惑がかかったり、本格的に体調を崩してしまったり、それ以外の仕事・作業に支障をきたしたり)
自分が何を感じているか。自分はなにを解決したいのか。自分はどこに立っているのか。
それらを把握し、報告する。
その大切さを、忘れないように……したいものです。ふふ
鷹れん

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