世の中には、こんな言葉があります。
世界中の2割の人はあなたがどんな行動をとってもあなたの事を嫌いになる。6割の人は行動によって好き嫌いが分かれる。でも残りの2割の人はあなたがどんなヘマをしてもあなたの事を好いてくれる。
有名な言葉なので、知っている方も多いと思います。このサイトでも、何回かつかわせていただきました。
この言葉について、こんな質問を受けました。
「“残りの2割”かどうか知る方法ってあるの?」
どうなんでしょう。そのときには、難しすぎて答えが出せませんでした。けれど答えが出せないままなのはちょっぴり悔しいので(笑)、鷹れんなりにこれについて考えてみようと思います。
“残りの2割”かどうか知る方法
“残りの2割”って、どんな人なんでしょう。
「あなたがどんなヘマをしてもあなたの事を好いてくれる」これ、結構ハードル高くないですか。私が自信をもって「この人がどんなヘマをしても好きで居続けるよ」って言えるほどの人は、きっと多くはないと思います。
きっとこれを言うには、相当な覚悟が必要。
大好きな人はたくさんいるし、その人が困っていたら全力で助けたいと思う人もいるし、その人がたとえなにかに失敗しても「失敗したから」って見捨てることはないと思います。でも、これまでそう感じても別れてきた人はたくさんいます。性格が合わなかったりタイミングだったり理由はさまざまだけれど、「一生の付き合いだろうなぁ」と思える機会はそう多くはありません。
自分が相手の“2割”になるかも分からないのに、相手が自分の“2割”かなんて余計わかんないですよね。
信じて裏切られるのと、信じてくれる人を裏切るのと、どちらがつらいんだろう
「信じて裏切られる」「信じてくれる人を裏切る」
どちらがつらいと思いますか?
私はこれまでの経験上、間違いなく後者だと思います。あくまで私の場合は、ですけれど。信じてくれた人を裏切ってしまった記憶は、いくら願っても取り戻せなくて、長い間私の心に刺さっています。
“2割”についても、同じなのではないかなぁ。
相手を自分の“2割”かどうかなんて分かりません。一見そういうふうに感じても相手はそう思ってはいないかもしれないし、相手の心の中はいくら考えても「自分の想像の域」から出ることはできないのです。
だとしたら、「自分の“2割”かどうか」よりも「自分が“2割”でいたいと思えるか」が大切なんじゃないでしょうか。
「“2割”でいれるだろうか」と未来を考えるのではなくて、「“2割”でいたいと思えるか」と今を考えるのが重要なのだと思います。
世の中には「好意の返報性」という言葉があります。
これは、「好きになってくれた人を好きになる」みたいなものです。たしかに、自分に好意を寄せてくれることに悪い気はしませんよね。もちろん相手のことをもともと嫌いだと思っている場合には適用されませんが、少しでも「嫌いじゃない」とさえ考えていれば、好意の返報性は活用できるのです。
“2割”についても同じこと。
つまりどういうことなのかといえば・・・
“2割”でいたいと思って接していれば、相手も同じように考えてくれるかもしれないよ
ってことです。
結局、相手が“2割”かどうかなんてわかんないんです。わかるとしたら、死ぬときでしょうか。
・・・なんて、最初の質問の答えにはなれていないけれど^^;
2割かどうか考える暇があるなら好きな人と一緒にいなさいな、ってのが今の私の結論です。またしばらくしたら、もう一度考えてみようかなぁ。
鷹れん
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