不登校のとき親に言われてつらかった言葉Part2

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中学生のとき不登校だった私は、家族からの言葉にずいぶん追い詰められました。
今回は、不登校のとき親に言われてつらかった言葉Part2です。
ではでは早速行ってみましょう。

親に言われてつらかった言葉

「最初はいやでも、いざ出発しちゃえば意外と大丈夫なんだよな」

状況

不登校になって一ヶ月くらい経った頃でしょうか。
父親のあまりの「学校に行け」プレッシャーに耐えかねて、私は父親と二人で、担任の先生と面談することになりました。
それが決まってからというもの、ずっと憂うつで、腹痛や頭痛があったり、夜中に独り布団の中で声を殺して泣いたりしていました。
当日も、家を出てからもずっと気分は落ち込み状態。
そんな私に対して父親は「最初はいやでも、いざ出発しちゃえば意外と大丈夫なんだよな」と言い放ったのです。

思うこと

私のどこを見て「意外と大丈夫」と思えるのか皆目見当もつきませんが(帰宅後鏡を見ると、顔面蒼白「誰だコイツ!」状態でした。)とにかく父親は「自分が正解」だと思わせたかったのだと思います。
「いや」という表現にも憤りを感じました。
私は「いや」だから学校に行かなかったのではありません。
苦しんで、「王道ルートから外れる」ことを恐れて、悩んで、悩みぬいて、一度は耐えようと思ったけどやっぱり無理で、やっとの思いで助けを求めたのに。
それを、「いや」なんて簡単な言葉でくくらないでほしかったです。

「お前の愚痴をきくために生まれてきたんじゃない」

状況

毎日毎日愚痴ばかりの母親に辟易して、私の発言の七割が愚痴になった頃、母親に言われました。

思うこと

当時は「母親は毎日家事や育児を頑張っているのだから、私は聞かなきゃいけないんだ」「そんな母親に迷惑をかけないために、私は愚痴を言ってはいけないんだ」と感じました。
それから愚痴を言わないのはもちろん相談さえもしなくなりました。
この発言は、その後も長い間私を苦しめることになります。
「人の言葉はなんでも受け止めなきゃいけない(たとえ悪意100%であっても)」「自分の弱い部分を見せてはいけない」なんて思うようになってしまったからです。
今は、まぁいい具合に愚痴を言いながら弱音も吐きながら、なんとかやっています。

「お前の言葉なんか少しも信じていない」

状況

細かい経緯は忘れてしまったのですが、静岡の祖父母の家に父親と行ったときの、帰りの電車内で言われました。
祖父母宅にケータイを忘れてしまい、再三確認を促していた父親は大激怒。(ケータイは気づいた親戚の人が持ってきてくれたので無事持って帰ることができました)
「どうせお前は・・・」とネチネチ言われ続け「ごめんなさい」と謝った私に対して言ってきた言葉です。

思うこと

未だに、この言葉の真意がわかりません。
「謝ってもムダだ」とか言いたかったのでしょうか。
ケータイを忘れた私へのお叱りの言葉でヒートアップして、つい本音がもれてしまったのでしょうか。
どちらにせよ、子供に対して言ってはいけない言葉なのは確かです。
「お前の言葉なんか少しも信じていない」なんて、私をころしたかったのだろうか、とさえ考えてしまいます。

「言い返した鷹れんも悪いよな」

状況

中学一年生の三学期、私は再び学校に行くようになりました。
私が戻ってきたのが嫌だったのでしょうか。自分たちのしたことで「不登校」を生んだのが怖かったのでしょうか。今さら罪悪感でも覚えていたのでしょうか。
いじめてきたグループの中の女子ひとりが、私にメールを送ってくるようになりました。
「クラスのみんながお前の悪口を言ってる」「お前、菌って呼ばれてるよ。汚い」「学校くんな」「お前を好きなやつなんか世界にひとりもいない」「みんなお前のこと嫌ってるよ」
悪意しかない数々のメール。
カッとなった私は、
「『みんな』なんてどうして言えるの」「あんたみたいなガキの相手してる暇ないんだよ」
など・・・メールで言い返しました。
それでも「みんな」という言葉にグラついたのは事実で。私はまた学校に行けなくなりました。
そのことを父親に相談すると、残ってるメールを全て父親宛に転送するよう言われました。
私が送ったメールもあわせて転送したのですが、そのときに「言い返した鷹れんも悪いよな」と言われました。

思うこと

当時の私には、受け流す強かさはなくて、言い返すか潰れるかしかなかったんです。
逃げるって、どこに?
教室に行かなければ言われないわけじゃない。学校をやめれば終わるなんて確証もない。
一度止まってしまったら、そのまま押し潰されそうで、怖かったんです。
だから言い返していました。
けれどそのエネルギーも底をついて、後は潰れるのを待つしかなくて。
勿論「正解だった」なんて言わないし、もっと賢いやり方があったと思うけど、最初の一言くらい、もうちょっと優しくてもよかったんじゃないの。
「こんなこと言われてつらかったよな」
「よく相談したね」
そんな言葉を、かけてくれてもよかったんじゃないんですか。お父さん。
・・・なんて。
「自分が常識」みたいな人だから、あの人の口からそんな言葉が出てくるとは思えないけれど。^^;

「鷹れんがまた嘘をついた」

状況

親に言わずに学校を休んだのがバレたときに、リビングのカレンダーに赤いペンで書きなぐられていました。
その後兄には「お前今度はなんの嘘吐いたの?」と笑いながらきかれました。

思うこと

親に逆らうのが怖くて怖くてしかたがない私が、なぜそんなバレる嘘をついたのか。
そんなことを想像することさえできない両親に、怒るどころか呆れました。
たしかに嘘を吐くのは悪いことです。してはいけないことです。
けれど、私が学校でなんと言われていたか。どんなことをされたか。どれだけ長い間苦しんだのか。どれだけまわりに裏切られたと思っているのか。
私の心についた傷の数を、深さを、二人は知っているはずなのに。
「私はいじめを受けるような人間なんです」
そう告白することが、どれだけ惨めだったか。
私の気持ちなんて、一ミリも伝わっていない。
絶望でいっぱいでした。

最後に

「親に言われてつらかった言葉」は以上になります。
どれも私の心を深くえぐったものばかりだったので、ところどころ気持ちがこもりすぎているかも。
読みにくかったら、ごめんなさいね。
ここまで付き合っていただいて、有難うございました(*´`)
親に言われてつらかった言葉Part1はこちらからどうぞ
鷹れん

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