たかれん
読書感想文第5弾です。
今回は趣向を変えて、マンガの紹介をさせていただきます(*´｀)
『今日の恋のダイヤ』概要
著者：草川為
すごーく単純にまとめると：カッコイイ女性たちの勇気が繋がってゆく話
あらすじ
誰かの勇気が私に、私の勇気が誰かに繋がっている。
片思いの会社の先輩が姉と付き合い始め、諦めようとしてきた楡原。2人の結婚が決まり、式に出るため気持ちを殺し空港へ向かうのだが…。空港を行き交う見知らぬ4人が影響を与え合い、前に進んでゆく連作オムニバス!!
(裏表紙より)
こんな人に読んでほしい
- 孤独を感じる人
- うまくいかずに悩んでいる人
- 最近凹み気味な人
悩み、凹みながらも笑顔にすすんでいくカッコイイ女性4人が描かれたマンガです。
読書感想文
※ネタバレ必至ですので、「なにも知らずに小説を楽しみたい…！」という方は読後に読み進めてくださいませ(*´｀)
▽『今日の恋のダイヤ』を読んでみる！
今日の恋のダイヤ (花とゆめコミックス)
誰かから受け取った勇気のバトンは、また、誰かに繋がってゆく。
毎日を生きていると中には世界でひとりぼっちかのように感じてしまう日や、自分を信じてくれる人なんてひとりもいないと疑心暗鬼に陥ってしまう日もあるのではないでしょうか。
少なくとも私にはそれがあって、けれどそのときには誰にも相談できなくて、ずーっと悩み苦しんだ過去があります。
今回紹介する本『今日の恋のダイヤ』には、4人の女性が登場します。
ずっと片想いしていた先輩が自分の姉と結婚することになった楡原。
密かな想いを抱いているものの、「武士」と呼ばれるほど凛々しい鈴懸。
遠距離恋愛中の彼とケンカが絶えず悩む栃木。
仲良しな女の先輩とのすれ違いをきっかけに自分の「子供っぽさ」に悩む菩提。
4人は、悩み苦しみながらもちょっとずつ勇気を出して前へ進んでいく・・・そんな「カッコイイ女性」でした。
しかしこの4人は、全て自分だけの力で勇気を出したわけではありません。
4つの物語の糸はすこしずつ交差して、勇気のバトンを繋いでいってるのです。
現実世界にもあるような気がしました。
誰かの何気ない一言や、何気ない行動が、自分の勇気になってゆく。
自分の何気ない一言や、何気ない行動が、誰かの勇気になってゆく。
そしてまたどこかで、勇気は勇気になってゆく・・・のではないのかなぁ。
私は、いろんな人に励まされて生きてきました。
しかし、その全てが「私に向けて」のものというわけではありません。
日常会話の中でさらっと発した一言であったり、たわいもないやりとりの中に、私が勝手に「勇気」を見つけているだけなこともしばしば。
けれどそれに励まされたことには変わりなくて、そうして踏み出した私の一歩が、またどこかで誰かに繋がっている気がしています。本当にそうなのか、なんてわからないけれど・・・勝手に思い込むだけでも、ここには勇気が生まれるわけだし、今はそれでいいんじゃないかなぁ。なんて自己完結しちゃっています(*´｀)
最後に
今回の読書感想文は以上になります。
最後までお読みいただき、有難うございました☆
鷹れん
▽『今日の恋のダイヤ』を読んでみる！
今日の恋のダイヤ (花とゆめコミックス)
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