友達がいない!高校で孤立した話

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中学でいじめられた私は、人間関係やまわりからの評価をゼロにしたくて、片道1時間半ほどの高校に進学しました。
けれど、私の根本にある「真面目さ」「人の好き嫌いのハッキリし具合」は無くならなかったので、私を好きでいてくれる人も私を嫌いな人も同じくらいの人数いました。しかし、そこはいじめられて図太くなったのか「半分も好いてくれるなら充分じゃん」くらいに受け止めていました。
一・二年生は、ほどほどにトラブルは起こったものの、ほどほどに平和に過ごしていました。
(この頃の話はまた後日ブログにさせていただく予定です)
問題は、三年生のときに起こりました。
もともと一年生の春からテニス部に所属していたのですが、高校の入部率が低いこともあって、部員は先輩が三人と私と女の子三人と男の子一人だけでした。七人でぼちぼちやっていましたが、一年生の秋になる頃には女の子一人と男の子一人はだんだんと来る頻度が下がっていって、二年生になって先輩が引退すると同時に来なくなりました。
それでも、残った女の子と二人で頑張って大会にも出ていたのですが、二年生の冬。家庭の事情により、その子が高校をやめることになったのです。
実は二年生の秋から二人で演劇部にも入っていました。部活で多忙だった私はクラスの女の子との接点はあまりなく、その子や部活の子と一緒にいる時間が多かったです。
高校をやめて、一人のテニス部が始まりました。
顧問の先生が練習に付き合ってくれたし、勿論ライバルがいないのは寂しかったけれど細々とテニス部は続いていました。それと同時に、テニス部のコミュニティがなくなった私は演劇部の子と過ごす時間が長くなっていきました。
けれど、三年生になって、演劇部の一人との仲が険悪になっていきました。
彼女は私が一緒に過ごしていた人たちと話すことも多く、自然と私がコミュニティから外れる結果となりました。
私は一人、席に座って過ごす時間が増え、寝たふりや読書をすることが多くなりました。
一緒に過ごせる友達は、いなくなってしまいました。

友達がいない! 孤独感を解決する方法を考えてみる

勿論放課後の部活は楽しかったし授業中組む人がいない、ということもなかったけれど、休み時間や部活のないときは孤独でしかたありませんでした。
そして私はその「孤独感」をどうにかするために、ついに立ち上がったのです。思いついたのは、以下の2つ。

1.新しいコミュニティに参加する

当時、部活に所属していない女の子4人くらいのグループがありました。一年生のときから仲良しにしていたので、そのコミュニティに入ることにしました。
部活組みとバイト組みとでは学校での過ごし方が違って帰りが合わないことも多々ありましたが、新しい繋がりがうまれたことで「演劇部のほうでうまくいかなくても大丈夫」と心の余裕が生まれました。

2.一人時間を充実させる

そのグループと時間が合わないときなどには、絵を描いたり、読書をしたり、勉強をしたりと一人の時間を充実させるようにしました。私はもともとのめり込みやすい一点集中型の人間だったので、趣味に没頭している間は、まわりからの評価などは気になりませんでした。
特に勉強は、予習復習をしているとすぐに時間が過ぎ、「話しかけちゃいけないな」という雰囲気も出るからか邪魔をされることもなく、幸せでした。課題を終わらせれば帰ってからの憩いの時間を侵食されずにすみます(*´`)
この2つを利用して、孤独感を消化したり紛らわせたりしていました。

最後に

結果的には、孤独でよかったと思っています。
あのとき一人時間を充実させたから勉強が人より多くできて希望する大学に入れたし、いろんな人と交流したおかげで、今でも「最近どう?」なんて話せる人が何人かいてくれます。
ひとつのグループに入っていたらこれほどたくさんの人と話すことはできなかっただろうし、もともと女子の「グループ」には合わないタイプの人間だったのでちょうどよかったかもしれません。
当時はずっと悩んでいたし、「この先ずっと友達ができなかったらどうしよう」なんて考えていたけれど、あそこで孤独になって新しい一歩を踏み出したからこそ得られたものがたくさんあります。
今孤独に悩んでいる方も、友達とうまくいっていない方も、是非一歩踏み出して、新しい繋がりや新しい一人なりの過ごし方を見つけていただければと思います。
最後までお読みいただき、有難うございました。
鷹れん

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