私が不登校だった頃、不登校のため学校に行く時間はもちろんありませんでした。私は学校が嫌いだったものの勉強は嫌いではなかったので地道に勉強していましたが、やはり毎日勉強する気は起きず・・・「ぐーたらに過ごす日」と「頑張る日」のふたつがすごく極端でした。
そんなわけで、今日は、私が不登校だった頃の一日のスケジュールをふたつのパターンに分けて紹介しようと思います。
ぐーたらに過ごす一日
13:00 | ゆっくり起床、テキトーにご飯をすませてぐうたら過ごす |
15:00 | 録画番組を観たりゲームしたりパソコンしたりゲームしたりお菓子食べたりゲームしたりしながらぐうたら過ごす |
19:00 | 夕食を食べ、ぐうたら過ごす |
21:00 | テレビを観ながらぐうたら過ごす |
23:00 | 父親が帰宅するのに合わせて自室にひっこみぐうたら過ごす |
01:00 | 家族が寝静まったのを見計らってリビングへ戻り飲み物などを補充してぐうたら過ごす |
03:00 | 眠気を感じながらも明日が来るのが嫌でぐうたら過ごす |
06:00 | 家族が起きてくるのを見計らって布団に潜り込んでぐうたら過ごす |
基本ぐうたらしています。一日中ぐうたら状態。無限ぐうたらです。
夕食が出てくるタイミングが一日が始まってから6時間後です。新しいですね。
特に不登校になりはじめてすぐの頃はこんな生活を続けていました。「ちゃんとしなきゃ」みたいな罪悪感がずっとあったけど、今では「必要なお休みだったんだな」と受け止めています。きちんと休んでくれてありがとうね、過去の私。
頑張るで!! 気合いもりもりの一日
05:30 | 張り切って起床! 一日の始まりは部屋の掃除から! |
06:00 | 着替えて朝食をすませる。 |
08:30 | 学校の時間割に合わせて勉強を開始! その後50分ごとに15分休憩をとる。 |
13:00 | 昼食もお昼休みに合わせてとる! 「ライオンのごきげんよう」を観るのが日課。 |
13:40 | 午後の勉強開始! 50分ごとに15分休憩をとる。 |
15:00 | 集中力が皆無になって意気消沈。ちょっとだけ休憩する。 |
17:00 | 夕食を楽しみに勉強のラストスパート!(私よ、それほどまでに勉強が好きだったか・・・) |
19:00 | 夕飯をすませる。 |
21:00 | まったり過ごす。テレビを観たりパソコンしたり絵を描いたりを許す時間。ちなみにお菓子を食べる気力は残ってない。 |
23:00 | お風呂などをすませ就寝。もちろん目覚まし時計は5:30にセット(起きるかどうかは知らない) |
まさかの学校の時間割通りの勉強をしていました。教科は、道徳や総合はやりようがないので五科目に限っていました。つまりはすごい勉強量です。よく頑張ったな私。今じゃ絶対にできません(笑)
だいたい3日も続くと体力の限界がきてぐうたら生活に舞い戻っていました。しかしぐうたら生活をしていると罪悪感やら自己嫌悪やらに押しつぶされそうになり、無理やり5:30に起きて気合いもりもり生活をしていました。
不登校中に悩んだこと
そんなぐうたら生活と気合いもりもり生活を繰り返していた私ですが、悩みもありました。そのひとつが「出かけるのが怖い」というもの。
家から徒歩20分ほどの中学校に通っていたため、クラスメイトや先輩後輩が当たり前に近所に住んでいました。
出かけたら、会ってしまうかもしれない。
「あの子学校には来ないのに出かけてるんだよ。変だよねー。病気じゃないのに学校に来ないんだって」なんて言われてしまうかもしれない。
怠け者で弱虫で逃げてばっかりの私が、学校に行くなんて当たり前のことさえ出来てない私が、こんなにかっこわるい私が外に出かけることなんてできない。
こんな姿を、いじめられて苦しんでる間も支えになってくれた友達に見せられるわけない。
そんな風に考えてしまって、私は出かけることができませんでした。
映画や図書館はもちろん、買い物にさえ出かけることは出来ず、用事があるとすべて母親に頼んで、美容院にさえ行きませんでした。
一時は本当に「引きこもり」になっていて、「家族で外食に行こう」というときも、お土産を頼んで、自宅からは一切出ませんでした。最初のほうはクラスメイトがプリントなどを届けてくれていたし、不登校中もテストなどを先生が届けてくれたけれど、それに出ることさえ苦しくて、やがてはなんの関係もない宅配便などにも出ることができなくなってしまいました。
父親から「学校へ行こう」と言われたときも、嫌で嫌でたまらなくて、けれど「学校へ行けていない自分」に引け目を感じているのも事実で、拒否することはできませんでした。
誰かと会ってしまうんじゃないか。笑われるんじゃないか。すれ違う人みんな私のことをバカにしているんじゃないだろうか。こわくてたまらなかったです。
外出できないことは問題に感じていたけれど、はりきって「治そう!」と思えるほど元気でもなくて、出かけなきゃいけないような特別な用事もなかったので、改善させる気はなく、その後学校に再び行きだすまでずっと引きこもっていました。
今日はここまで! 次回の予定は・・・?
ここからのまとめ方が思いつかないので(汗)、続きはまた次回以降! ということでお願いします(*´`)
次回は「家で居場所を失った話」の予定です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました☆
また読んでくれたら嬉しいです♪
鷹れん
不登校ブログシリーズ
【不登校になった原因~不登校ブログ1~】
【「学校に行きたくない」と親に伝える方法~不登校ブログ2~】
【実録!不登校中の一日のスケジュール~不登校ブログ3~】←このブログ
【居場所がない。不登校で、家にも居場所を失った~不登校ブログ4~】
【不登校中の癒し7つ~不登校ブログ5~】
【不登校中の勉強方法~不登校ブログ6~】
【不登校になった頃の先生の対応~不登校ブログ7~】
【不登校中に持っていた「希望」の話~不登校ブログ8~】
【不登校になってからの友達関係~不登校ブログ9~】
【不登校になってよかった7つのこと~不登校ブログ10~】
【学校をさぼるのって悪いこと?~不登校ブログ11~】
【不登校中に心の支えになった本~不登校ブログ12~】
- 不登校生のための『無料LINE相談』24時間受付中!
-
candleでは、不登校の小中高生からの悩み相談を「LINE」で24時間いつでも受付しています。相談はすべて無料!不登校を経験したスタッフや、カウンセラーの資格を持つスタッフたちがあなたの相談にのらせていただきます(*´`)
無料LINE相談はこちら