生きる目的がないときは

あなたは、なんのために生きていますか?
どうも、鷹れんです。
あなたは、なんのために生きていますか?
私はいろいろあるけれど、以前は、生きる意味(価値、目的、理由)を見出せないでいました。結局死ぬ勇気はでなくて生きることも死ぬこともしていないようなダラダラ~っとしたなにもない人生をおくっていたんです。
けれどやっぱりしんどくて、死にたくなる夜だってありました。
どうしてこんなにしんどいのに、苦しみながらも今もなお生きているのだろうか?
よく自問自答した言葉です。
生きているうちのほとんどはしんどくて苦しくて自分を抑え込むような人生をおくってきました。今だってずっとありのままの自分でいるわけではなくて、「大学に合った自分」「家庭に合わせた自分」など取捨選択をしながら生きています。
しかし以前とは違って、今の私には少なからず「生きる目的」があります。

約束を果たすため

私は見栄っ張りな人間なので、他人が関わると途中で投げ出すのをひどく嫌います。だから生きる目的も、ほとんどは誰かとの関わりがあります。この人を悲しませたくないからとか、あの人といつか会いたいからとか。
なので生きている理由が分からなくなったときには、誰かとの関わりを持つことにしています。人と会ったり話したり。
けれど、生きている理由が分からないときってだいたいしんどいですよね。しんどいときに人と会うのは、中々エネルギーが必要なものです。
だから、「約束」。
誰かと、すこし未来の約束をするんです。今でいえば夏休みとかかなぁ。
現に今もたくさんの約束を交わしています。
この夏休みだけでも、旅行の約束、遊ぶ約束、お泊まりの約束、カフェに行く約束、部活を見に行く約束など……たーくさんあります。
来年の冬には友達と二人で呑みにいく約束をしているし、「いつか」果たそうね、という約束も。
しんどいときは日付なんて決めずに「いつか二人で海外旅行行きたいね」とか、ネットでの友人がいるなら「いつかリアルで会おうね」とか、そういうアバウトなものでもいいと思います。
人と関わるのがしんどいときは、自分との約束でもいいかもしれません。
こんな話があります。
皆さん、「太宰治」さんはもちろんご存知ですよね。
太宰治といえば「有名」なんて言葉では表現しきれないほど有名な作家さんなのですが、何度も死のう死のうとします。
ある日も死のうと思っていたのですが、その年の正月に近所の方からお年玉として着物を一反いただきます。その着物は麻の生地で、どうやら夏物のようす。太宰はその夏物の着物を夏に着るため、その正月に死ぬのをやめるのです。
人からなにかをもらったとき以外でも、道すがらステキなものを見かけたら、それが合う季節になるまで、それが合う年齢になるまで生きていようと思うかもしれません。
ステキな傘を見つけたら、雨が降るまで生きていようとか。そして雨が降ったら、今度はそのお気に入りの傘を持って出かけてみましょう。また、思わぬ出会いに恵まれるかもしれません。
そんな縁の連続で、人は生きていけるのではないでしょうか。

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