生きる幸せ、生きる意味。

あなたは、なんのために生きていますか。
私は、なんのために生きているのでしょうか。
私は、今日を生きています。あなたも、今日を生きています。昨日を乗り越え今日も乗り越えようとしている人たちが、この世界には数え切れないほどいます。
「世界の人口」と調べると、今この世に何人の人間が生きているのかをリアルタイムで見ることができます。私が見たときは73億2616万7764人でした。
では、この70億を越える人たちは、私たちを含めて、一体何に幸せを感じるのでしょうか。みんなひとつのものに幸せを見出しているでしょうか。きっと、そうではないですよね。
ある人は人に褒められた(認められた)瞬間に幸せを感じるかもしれません。またある人は自分の記録を更新した時に幸せを感じるかもしれません。自分の好きなものに囲まれている瞬間が一番幸せという人もいるかもしれません。
生きる理由、生きる意味も同じですよね。幸せどうこうではなく死にたくないから生きている、なんて人もいるでしょう。守りたい人がいるからだという人もいるでしょう。
「生きる幸せ」「生きる理由」「生きがい」なんてものに確かな正解はなくて、きっと70億人いれば70億通りのこたえがあるのだと思います。そして、1人の人をとってみても、やっぱりある日はこれ、ある日はそれと、毎日、毎瞬間、変わってゆくのではないでしょうか。
私はといえば、やっぱり死ぬのはちょっと怖いし、どんなに嫌な世の中でもたまに、すごーくたまに「あぁ、生きててよかったなぁ」っていう瞬間があるからです。本当にたまにだけれど。それと、「人との約束を守るため」っていうのもあります。
あるときは人の笑顔に幸せを感じるし、あるときは自分のスキルが上がった瞬間に幸せを感じます。あるいは、自分が育てた人が立派になっている姿を見たときとか。そのときどきによって、なにに生きてきた価値を見出すかは変わります。
けれど確かに、ずーっとこのつらい世の中を耐え忍んで生きていると、どこかで「生きててよかった」と思える瞬間があるのです。

あなたは、なんのために生きていますか?

きっと生きる意味というのは、「自分のため」と「誰かのため」の2つに分類できるんじゃないでしょうか。
私は「自分のため」が多いです。
まわりからは「鷹れんちゃんは人のために泣けるんだねぇ」なんて言っていただくこともあるけれど、結局は自分にかえってくるからだったりします。「誰かに泣かれたら困るから」とか「誰かが笑顔でいてくれたら嬉しいから」とか。
けれど、いくら自分のために生きていても、自分ひとりでは中々日常に隠れている「幸せ」には気づけません。きまって、誰か他者の存在があるのです。
誰かが笑顔になってくれたとき。誰かが叱ってくれたとき。誰かが弱音を吐いてくれたとき。誰かが褒めてくれたとき。誰かが頼ってくれたとき。ここには挙げきれないけれど、そんなときに私は生きる幸せを見つけています。
けれど、人と関わって見つけるからか、たまに「それが幸せなんて信じられない」という人と出会うことがあります。
たとえば私は、新しい知識を得たり、自分が賢くなっているのを感じるととても幸せになります。だから大学の講義はほぼ毎回前から二列目までに座るし、(私としては当たり前なんですが)板書したこと以外にも、先生が話したことや自分が気になったことなどいろいろなものをノートに書き込みます。必要とあらば自分でグラフや図をつくることもあります。
そんな話をするとたまに「えーっ、大学生なんて恋愛と遊びがイチバンでしょ!」なんて言われることがあります。
今では一ミリたりともブレませんが、やり方を模索していた一年生のときは、そんなことを言われるたびに不安でたまりませんでした。孤立したらどうしよう、自分は大学生らしくないんだろうか……。結局、大学入学時から付き合っている友人たちは「今日も前? すごいねー!」くらいの反応だったのでなんの問題もなかったのですが、他にも、自分が決めたことに関して「ありえない!」「こっちのがいいよ!」と言われると、反発もあったけれど、不安でっぱいでした。
でも結局は、どこに幸せを感じるかなんて人それぞれで、どんな生き方を選ぶのかも自由なんですよね。
「教師になりたい」という私の想いに賛同してくれない人はたしかにいます。特に親から「向いてない」と言われたときには大ダメージでした。
けれど私が教師になるのかならないのかは、まわりの人が決めることではありません。まわりの人は私の人生の責任をとってはくれないし、だったら自分が一番通りたい道を選んで生きたいです。
生きる幸せ。生きる意味。生き方。
それらのことに悩む日もあるけれど、結局は「自分がやりたいことをすればいい」の一言につきます。
皆さんは、どんな生き方をしたいですか?
鷹れん

不登校生のための『無料LINE相談』24時間受付中!

candleでは、不登校の小中高生からの悩み相談を「LINE」で24時間いつでも受付しています。相談はすべて無料!不登校を経験したスタッフや、カウンセラーの資格を持つスタッフたちがあなたの相談にのらせていただきます(*´`)

無料LINE相談はこちら