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感受性が強すぎる人の生き抜き方

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以前、「感受性が強すぎる人」というブログを書きました。
今日はもう少し掘り下げて「感受性が強すぎる人の生き抜き方」を考えてみましょう。

そもそもなんでそんなこと考えるのかな?

そもそも何故「感受性が強すぎる人の生き抜き方」を考えるのでしょうか。
感受性が強すぎるというのは、ざっくり言えば「他人の感情も自分の感情のように受け取る」みたいなことです。
まわりの人が苦しんでいれば、自分がどれだけ幸せな環境にいようと苦しい気持ちになってしまうような人。他人が傷つくのと自分が傷つくのだったら、考えるまもなく後者を選ぶような人・・・。
それは一見、美しい考え方かもしれません。自己犠牲は究極の愛情なのかもしれません。
しかし、なにも傷つかずに自己を犠牲にしているわけではないと思うんです。自分の心に無数の傷をつけながら、それでも「まわりの人の心に傷がついてしまうよりは」と、傷を覆い隠して笑顔をつくって、また傷をつけてしまう・・・そんな感じなんじゃないのかなぁ。
他人を守るには、まず自分を守らなければなりません。元気じゃない人にまわりを元気付けることなんてできないからです。
感受性が強すぎる人は、その分自分の心に傷をつくりやすい。だからこそ、感受性が強いなりの「生き抜き方」を考えていく必要があると思うのです。
私はどちらかといえば感受性が強いタイプなので、自分のためにも、「感受性が強すぎる人の生き抜き方」を考えてみます。このブログが、少しでも多くの人の「生きやすくなるヒント」になったらいいなぁ♡

感受性が強すぎる人が生き抜くための3つのヒント

1.「まわりの意見」と「自分の意見」を分けて考えるクセをつけておく

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まわりに同調しすぎると「自分」が分からなくなってしまう

感受性が強い人の多くは、まわりの意見を自分の意見のように感じてしまうことがあると思います。特に同じような経験をしていたり、境遇や考え方などに似ている部分が多かったりすると余計。もちろんその分真剣に相手の話を聴いているということですし、それ自体は短所ではありません。
しかし、自分がつらい状況のときに相手のつらさに共感してより苦しくなってしまうのは、本人以外にも、その相手側も傷ついてしまうのではないでしょうか。少なくとも私は、相手が悲しい状況で、自分のせいでよりつらい状況になったら、自分を責めてしまうと思います。
もしそれがエスカレートしてしまえば、いつしか「自分が本当はどう感じているのか」「自分が本当はどうしたいのか」など、自分の「本当の気持ち」が分からなくなってしまうかもしれません。
だから感受性が強すぎる人は「まわりの意見」と「自分の意見」を分けて考えるクセをつけておくことで、自分がつらい状況のときには自分を大切にしたり、自分に余裕のあるときにまわりを気遣ったりと、自分のペースや心の状態に合わせた行動をとることができるのではないかな。

「NO」を言えるようになろう

「まわりの意見」と「自分の意見」を分けて考えるクセをつけるための第一歩は「NO」と言えるようになることだと思っています。
それは別に、拒否をしようということではなくて。常に全てを受け入れるのではなく、「受け取るだけ」「聴くだけ」でもいいんだよ、ということです。
「あなたはそう思うんだね。私はそう考えています」って感じです。
全てを受け入れるのは、苦しいもの。気に入ったもの、勉強になったもの、取り入れたいと思ったものだけ自分の心の中に留めておいて、それ以外は「そういう考え方もあるんだね」ってサヨナラしてしまって大丈夫なんです。
少し時間がたてば、受け入れるようになっているかもしれません。でもきっとそういうときには、また同じような考えと出会うことができるのではないかな。そういう巡り合わせなんですよ。きっと。
また、自分の頭の中を整理するときに「あなたは」「私は」「彼が」など主語をきっちり置くようにすると、よりまわりと自分を分けて考えやすくなるかと思います٩( ‘ω’ )و

2.「自分なりのストレス解消法」を見つけておく

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感受性が強い人は、ストレスを感じやすい

感受性が強すぎる人の悩みで多いのが「ストレス」です。ストレスは心だけでなく、体にも影響を及ぼすことがあります。肌荒れ、睡眠障害、うつ、食欲不振、集中できない、やる気が出ない、生活習慣の乱れ・・・他にもいろいろ、挙げればキリがありません。
しかしストレス解消法は人によってさまざまで、カラオケなどで発散することでストレスとさよならする人もいれば、自分の中でとことん突き詰めて考えることで静かにストレスを解消する人もいます。こればっかりは、本当に人それぞれで、一概に「これが正解!」とは言えません。
つらくなってから、自分に合ったストレス解消法を探すのはしんどいです。その間もどんどんストレスは溜まってしまいます。だから、元気のあるうち、余裕のあるうちに「自分なりのストレス解消法」を探しておきましょう。
ひとつでなくてもいいと思います。むしろあればあるだけ、いざつらくなったときの助けになってくれると思います。
ちなみに私は、元気のあるうちはカラオケや人と会ってお喋りすること、人と会いたくないときは読書や映画鑑賞など静かな趣味をすること、もっと疲れてやる気が出ないときはお風呂やお昼寝など体をリラックスさせることをします。こうやって、パターンや心理状態に合わせていくつか方法を考えておくのもいいかもしれませんね(●´ω`●)

無理に全てを受け入れようとしなくていい

感受性の強い人に心に留めておいてほしいのは、「無理に全てを受け入れようとしなくていい」ということです。
拒否をしたら相手を傷つけてしまうのではないか。ここで私が助けないと。余計相手はつらい気持ちになってしまう・・・「感受性が強い人」はやさしい人が多いから、そうやってつい自分を犠牲にしてでもまわりを助けようとしてしまうことがあります。
しかし、「イヤな我慢」をする必要はありません。
冒頭で書いたとおり、人を助けるためにはまず自分を助けなければいけないのです。
「その考え方は自分とは違うなぁ」と思ったら無理に合わせる必要はありませんし、「この人のこと好きになれないなぁ」と思ったら無理に付き合う必要もありません。もちろん生きていれば「合わせなきゃいけない場面」「人付き合いを続けなきゃいけない場面」もあると思います。けれど、全ての考え方が、全ての出会いがそうではないはず。
プライベートな空間や、それが許される空間では、少しでも自分を楽にしてあげてください。大丈夫。素直なあなたが好きな人もどこかにきっといますよ(*´`)

3.自分を愛する

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「感受性が強い」は短所ではない

最後は「自分を愛する」です。きっと最難関だと思います。私はこれは未だに出来てるときと出来ていないときがあります(汗)。
「感受性が強すぎる」と言うと短所に感じてしまうかもしれませんが、本当はそんなことないと思うんです。
感受性が強いということは、感性が豊かだということではないでしょうか。まわりの人は何気ない日常として通り過ぎてしまうところで一度立ち止まることができるのだから、その分たくさんの細かいものに気づくことができます。気づくからこそつらいシーンもあるのだろうけれど、きっとそれだけじゃないはず。気づくからこそ幸せになれるシーンもあると思うんです。
感受性が強い人には、人の心に敏感な人が多い気がします。「どんな言葉を言われたら傷つくのか」「どういう接し方をされたら気にするのか」などなど、感受性が強く傷つきやすいからこそ、人が傷つくであろう言葉や場面を想像しやすいのではないかな。もちろん一概には言えないけれど、私のまわりにはそういう人が多いです。
「感受性が強すぎる」ということを克服しようとするのもいいけれど、それもひっくるめて「今の自分をそのまま受け入れる」ことが出来たら、今より少しくらいは生きやすくなるのではないでしょうか。

まずは、「自分」をよく理解しよう

しかし、一言で「自分を愛しましょう」と言われてもなかなか難しいですよね。それでできるのなら最初から自分を愛せていると思います。
自分のことが好きになる第一歩は「自分をよく理解する」ことではないでしょうか。
好きな人のことって、もっといっぱい知りたくなりませんか。好きな食べ物はなんだろう、休日はどう過ごしてるんだろう、どんな人が好きなんだろう、どんな考え方を持っているんだろう・・・。それって、好きだから知りたくなるんでしょうか。知りたいから好きになるんでしょうか。きっと、どっちもアリなんじゃないのかなぁ。
最初は「イヤな奴」と思っていても、実は意外な優しい一面を持っているかもしれません。そのギャップにもうハートはイチコロかもしれません(笑)。
そこまで極端にうまくはいかないだろうけれど、「自分」を理解することで、自分がつらくなりやすい場面(この場所に行くとつらくなる、○曜日がつらくなりやすい、など)が分かったり、それによって対策(その場所は避ける、その曜日はリラックスできることをする、など)をとれるようになります。
それ以外にも「知る」ということは重要です。嫌いでもやってらんなくても、一応死ぬまでは付き合い続けなきゃいけないのが「自分」というもの。どうせ長い付き合いになるのなら、嫌いなまんまより少しでも好きになったほうが楽に生きれるようになるのではないでしょうか。
「好き」とまではいけなくても、「隣にいてもいいかも」くらいには感じれるようになるかもしれませんよ。

まとめ

今日は「感受性の強すぎる人が生きやすくなるための3つのヒント」として

  1. 「まわりの意見」と「自分の意見」を分けて考えるクセをつけておく
  2. 「自分なりのストレス解消法」を見つけておく
  3. 自分を愛する

を紹介いたしました。
感受性はつらさを増やす効果もありますが、感受性が強ければより豊かな人生になる気がします。無理に感情を押し込んだり、泣いてしまう自分を否定する必要はありません。「悩む」ということは成長の証。「感じる」ということは自分の世界を広げている証です。
感受性が強すぎることをあまり悲観せず、少しでも多くの人が「こんな自分でもいっか」と思えるようになればと思います。
鷹れん

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