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鷹れんがブログを書くときに気をつけていること。

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私・鷹れんがティーンズプレイスで書いたブログがついに100を超えました。塵も積もれば山となるという言葉のとおり、検索などにもじょじょにひっかかるようになってきています。
『泣きたいのに泣けない。「弱い自分」を否定してきた過去』なんてすごいですね。たくさんの方から「私も今同じような状況です。勇気が出ました」などの声をいただいていて、心を込めたブログなだけにもんのすごぉぉぉぉく嬉しいです。
ティーンズプレイスの親サイト「ココトモ」で書いたブログもあわせれば、そろそろ150件くらいだと思います。特にティーンズプレイスでは、オープンした昨年11月10日から一日も欠かさずブログをアップしています。コレ、すごくないですか。すごいですよ。こんなことできるなんて思ってなかったですもん。
そんな私ですが、ブログを書くときにはいろいろなことに気をつけています。挙げたらキリがないけれど、今回はその中でも「特に気をつけていること」6つを紹介したいと思います。

鷹れんがブログを書くときに気をつけている6つのこと

できるだけ自分にとって素直な言葉を選ぶ

日本語はたくさんの表現があります。だから、たとえ同じような感情・状況だとしても、言葉の選択肢はたくさんあるのです。
「つらかった」「悲しかった」「孤独だった」「悔しかった」「憎んでいた」「裏切られた」「こわかった」「怯えた」
それらの言葉は、分かれているようで、少しずつ合わさっています。悔しさから憎むこともあれば、怯えを隠すために怒ることもあります。孤独さを直視しないためにかなしさで心を埋めることだってあり得るのです。
人の心はいつだって、いくつもの名前のつかない感情が折り重なってできている気がします。少なくとも私はそうで「100%コレ!」とは言えません。だからこそ言葉を綴るのは楽しいけど、だからこそ言葉を綴るのは難しいです。ひとつの表現について何十分も書いては消してを繰り返したりもします。
この名前のつけられない感情を、どうしたらまわりの人と共有することができるだろう。どんな言葉をつかえばこの心の状態を表すことができるのだろう。
日本語の奥深さは底なし沼級で、どこまでいっても、やっぱり「100%あらわしきる」ことは中々出来ません。「もっとこう、複雑な感じなのに・・・!」とパソコンの前で頭を抱えたり。笑
自分の語彙力では、とてもじゃないけれどあらわしきれません。でもだからといって「どうせ誰にも理解してもらえない」と諦めるのではなく、あらわしきれないからこそこれからも考えていきたいです。考えて、感じて、悩み続けて、自分だけの言葉を綴っていきたいのです。
・・・たまに「これは恥ずかしくて・・・」みたいなものもあるけれど。必要とあらば、さらけ出しちゃいます。素直な言葉を選べるように。それを受け入れてくれる人が居るって、今の私は知っているから。

難しい言葉・専門用語をつかわない

例えば数学の話をするときとかですね。
私は類を見ないほどの数学好き・数字好きです。どれくらいかっていうと、お菓子の裏に書かれている「387kcal」の文字を見て「これは今朝のランニング分だな」とか「ダイエット・・・」とかじゃなく「3の倍数だ。幸せ♡」って考えるほど。道端で見かける数字を片っ端から計算して、素数(自分と1以外で割り切れない数字。2とか3とか)を見かけるとテンションがめっちゃあがります。
学問というのは、勉強する過程でどうしても「専門用語」というものが誕生します。世の中に存在している言葉を専門用語としてつかう場合もあります。「展開」とか「行列」とか。
数学を学んだ人なら当たり前に理解できる言葉でも、学んでいない人や子供にとっては「?」が生まれるだけの言葉です。
ブログはひとりに宛てた手紙ではなく、みなさまへ向けたラブレターのようなもの。その中で、専門用語などの「特定の人しか理解できない言葉」を使ってしまうと、せっかく読んでもらえても読み手の頭の中には小さな違和感がうまれてしまうかもしれません。
難しい言葉ばかり並んだブログは、正直しんどいです。私だって読みたくありません(^^;)
だから、できるだけ難しい言葉は使わないようにしています。
専門用語だけでなく、例えば「ここは漢字にすると読みづらくなっちゃうかな」とか。世の中には「ひらがなよりできるだけ漢字にしたほうがいい」という風潮があります。確かに、漢字を多くつかえば賢そうに見えます。でも「賢そうに見える」だけです。
本当に賢い人は、難しい言葉なんて使わずに言葉を綴ることができるのではないかなぁ。そんな人間に、私はなりたいです(●´ω`●)

やさしい言葉・表現にする

上の「難しい言葉・専門用語をつかわない」と繋がっているように見えますが、実はちょっと違います。
これは、例えば「○○をすべきだ」と「○○をすることで、私はすごく心が楽になりました」だったら後者の表現を選びたい、ということです。
上で書いたように、日本語というのはいくつもの表現があります。強い口調もあれば、やわらかい口調もあります。
私はできるだけ、やさしい言葉ややわらかい表現を使っていきたいです。
もちろん適材適所でして、「断定的な言い方」がいいときもあります。参考書とかで「~~こういった解き方をするといいのではないでしょうか」なんて回りくどい言い方をしても読み手は「だから早く解き方を教えてくれよ!」って感じてしまいますよね。
私がブログを書いているのは今は「ティーンズプレイス」「ココトモ」のふたつで、このふたつに集まるのは「傷ついたけれど勇気を出して人とのつながりを持ちたい人」や「悩み事を相談したい人」が多いです。つまずいた経験などなくあっけらかんと楽しい人生を歩んできた人は、もっと違うところで「居場所」を見つけるのだと思います。
どちらが正解というわけではなく、その人に合った「居場所」を見つけられればいいのだと思います。少なくとも私が居場所を提供したいのは前者側の人たちなので、その人たちが居づらさを感じないように、大切に大切に言葉や表現を選んでいます。

そのブログが初めましてでもつまずかないようにする

私のブログを読んでくれる方は、「鷹れん」という存在を知っている方ばかりではありません。検索をして訪れてくれる方、TwitterなどのSNSで見かけて訪れてくれる方、ティーンズプレイスを発見してブログを読んでくれる方・・・。その中には、当たり前なことですが「そのブログが初めましての方」もいらっしゃいます。
その人は、私がいじめを受け不登校になったことも、トラウマで今も涙を流すことがあることも、読書が好きな数学女子であることも知りません。
もし私がブログの中でそれらを「知っている前提」で書いてしまうと、その人が最後まで読んでくれたとしても、なにか小さなモヤモヤが残ってしまうかもしれません。ですから数学が好きだと書くときには具体的なエピソード(道端で見かけた数字を計算してしまう、数学の勉強に集中するとお昼も食べずに何時間もやり続けてしまうことがある、など)を交えて書くようにしていますし、他もできるだけ具体的にわかりやすく書くようにしています。
そのブログで初めて「鷹れん」という人間を知った方が違和感無く読み終えられるように、できることなら「もっと鷹れんを知りたい」「もっとこのサイトについて知りたい」「また来たい」と思ってもらえるようにできれば、幸せですね(*´`)♡

誰かに宛てた手紙と思う

親サイト「ココトモ」の方でゾノさんがブログに書いた文がとても印象に残っていまして。

届けたい想いを届けたい相手の顔を思い浮かべながら、
語りかける気持ちで書いたほうが楽に素直に書けるんですよね。

これに感化されて、一度ある人への手紙だと想ってブログを書いたところ、なんとも心地よい。
みんな宛に書くブログももちろん楽しいのですが、たまには一人に宛てた手紙として書くのもいいなぁと思いまして、それからは時たま「手紙」を書いています。
一人に宛てて書く、というとなんだか内輪向けのように感じてしまうかもしれませんが、実際は全然そんなことはありません。一人に宛てることで、よりその人にあった言葉を選び、よりその人に伝えたいメッセージを書くことができるのです。そうすると、似通った経験をしてきた人だったり、より似た性質(好み、趣向など)をもった人にも響くブログになれるんですよね。
そうやって波のようにじっくり広がっていったら、その数は少なかったとしても、とても強い響きになれるのではないかな(*´`)

「否定」はしない

私は、「否定」をされることにすごく弱いです。
自分自身を否定される以外にも、好きな人・大切な人が否定されていたり、自分の好きなものが否定されることにも弱いです。(これについては、また別のブログで書きたいと思っています。お楽しみに☆)
私自身が「否定」を怖がっているのもあって、ブログでも否定だけはしないように気をつけています。
もちろん全ての意見や考え方を受け入れるわけではありません。残念ながら私の心は海のように広くはないのです(汗)。けれど、違う考え方を持っているとしても、自分と違う考え方を否定する必要はありません。
経験や環境、人との繋がり方・・・いろんなものが作用して、その人の「考え方」をつくっていくのだから、それを否定するなんてかなしいもの。たとえ自分では到底理解できない考え方を持っている人がいたとしても、「あなたはこういう考え方なのね。私はそれについてこう考えているよ」と示すだけ。別に、どっちが正解かを決める必要なんてないと思うし、あえて言えば、どちらも正解でどちらも間違っていると思うのです。

まとめ

  1. できるだけ自分にとって素直な言葉を選ぶ
  2. 難しい言葉・専門用語をつかわない
  3. やさしい言葉・表現にする
  4. そのブログが初めましてでもつまずかないようにする
  5. 誰かに宛てた手紙と思う
  6. 「否定」はしない

以上の6つを紹介しました。
昔と比べてすごくブログやSNSが身近になって、誰でも自分の想いや経験を発信できるようになりました。私自身ネットがあるからこその出会いや繋がりは数え切れません。
しかしネットでの繋がりは、すごく脆いです。LINEを知っていても、メールアドレスを知っていても、電話番号を知っていても、ブロックや着信拒否をしたり機種変更をしてしまえば簡単に途切れてしまいます。けれどだからこそ、ネットでの繋がりはあたたかさを持っているのではないかな。
私がいろいろなことに悩んだとき、苦しんだとき、助けてくれたのはネットを介して繋がっていた人々でした。たくさんの方の意見を聴いたり、いろんな人の体験談を読むことで、学校・家庭以外の世界の広さを知ることができました。
ネットは、写真や動画をあげたりしなければ顔は見えません。本名だってわかりません。つまり、疑えばきりがありません。でも、私が「また人を信じてみようか」と思えたのはネット上での繋がりからでした。不思議なものですね。
身近で、簡単で、脆い。だからこそ私は、ネットでの繋がりも大切にしていきたいです。またバシバシブログを書いていきますので、これからもよろしくお願いいたします(●´ω`●)
鷹れん

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