前回の続編、「不登校で失った自信を取り戻した方法」ふたつめです。
今回のテーマは「成功体験」!
ではでは早速いきましょう(*´`)
成功体験
成功体験・・・正確に言えば、「傷ついた過去を活かす経験」をできたからこそ、私は今、少なからず自信を持って生きることができています。
では、どんな経験だったのか。そんなことを、今日は話したいと思います٩( ‘ω’ )و
具体的にはこんなこと
傷ついた過去はたくさんありますが、今回は「いじめ」「不登校」のふたつに関連することに絞って考えます。
- 不登校の経験談・いじめられた経験談をブログにした
- いじめられたからこそ、「遊び」がエスカレートしすぎることを防げた
- 高校でいじめが起こったときに止めに入れた
- 「見てみぬふり」をしないでいれた
- 家族が不登校な人の相談に乗れた
- 自分と同じような悩みを持つ人のためのサイトをつくった
- あの苦しみを知っているからこそ、モチベーションも保っている
- etc…
こんなところでしょうか。
「成功体験」というよりは「不登校が活きた経験」などの表現の方がしっくり来ますかね。
とにもかくにも、そんなこんなな経験を通して、私はじょじょに自信を持つことが出来たのです。
不登校は私にとって「マイナス」じゃなく「プラス」だった
ずっと、「不登校」「いじめ」といったものは自分の汚点だと思っていました。
いじめられたせいで失ったもの、不登校になったせいで経験できなかったこと、いっぱいあります。
友達とカラオケオールなんてしなかった。学年に知らない人がいるまま卒業した。卒業アルバムに集合写真以外でうつらなかった。卒業式で泣かなかった。というか高校なんて卒業式に出もしなかった。中学一年生のとき、私が泣けるのは女子トイレの中と自室の布団の中だけだった。いつも声を殺して泣いていた。
「18歳なのにすごいよね」そんな言葉をかけられるたびに「等身大じゃない」って言われているように感じるときもありました。(今は素直に嬉しいです)
でも、いじめられたからこそ得られたもの、不登校になったおかげで経験できたこともいっぱいあります。
そのどれかが欠けたら、「鷹れん」である私は居なかったと思います。今まで経験したことも、これから経験することも、全部私の宝物です。
不登校は、いじめられた過去は、少なくとも私にとっては「マイナス」なんかじゃありません。「プラス」だったんです(*´`)
学校に行けなかったからこそ出来たことがある
いじめられるまでの私にとって、学校と家だけが世界でした。そこより外は宇宙と同じ。未知の世界。
学校に行かない期間があったからこそ、貴重な体験をいくつもさせてもらいました。
- ボランティア活動
- 読書
- 音楽、映画、アニメ、ドラマなどを楽しむこと
- 自分の倍の年齢はあるんじゃないかって人たちとの交流
- 文通
- 勉強
- etc…
特に大きかったのはボランティア活動です。
外に出ることが難しかったときでも、インターネットを通した活動は続けていました。「ココトモ」以外でも、犬猫たちの里親を探すバナーを貼り付けたり、悩み相談系の掲示板でコメントしたり、いろいろ。ペットボトルのキャップ集めなんてこともしていましたね。
外に出られるようになってからは、介助犬のお世話をするボランティアを始めました。お散歩したり、ご飯をあげたり、小屋を掃除したり、介助犬としてのお仕事を覚えるための手伝いをしたり。最寄り駅で募金のお願いをすることもありました。寒い日にはお茶を差し入れしてくれるおばあちゃんがいたり。「駅の向こう側まで声聞こえてきたよ!頑張るねぇ」と激励してくれるおじいちゃんがいたり。そのおじいちゃんが居たからこそ、私は演劇部員になったのかもしれません。
学校に行かない分有り余った時間は、おおいに私の糧になってくれました。ムダに過ごしてしまう一日も多かったけれど、多趣味になりました。趣味が多い分、ストレスのはけ口が多くて助かっています。
大学に通っている今だから思うことだけれど、きっと学校に行き続けていたら、私の世界は未だに家と学校だけだったと思います。微妙に生きづらくて、けれど逃げ場所を知らない・・・そんな生き方をしていたんじゃないでしょうか。そう考えると、不登校も悪いもんじゃないですね。
挫けたからこそ「成功」の尊さを知った
成功しかしたことがない人、失敗したことがない人って、強いですよね。そういう話をきくと、思わず「すごいなぁ」と感心してしまいます。
けれど、そういう強さって、一度挫けると弱い気がするんです。攻撃力1000000、防御力0、みたいな。攻撃された瞬間ゲームオーバー。
私は小学生の頃から、もっと言えば幼稚園の頃から失敗を繰り返してきました。挫けてばかりいました。胸を張って「成功です!」って言えることは少ないです。
でも、挫けたまんまなことも少ないです。
いじめてきた人を廊下に呼び出してケンカを売り返したのは中学二年生のとき。
いくら挫けても、どん底に落ちても、何回でも這い上がる。そういう生き方をしてきました。
多分これからもそういう生き方を続けていくと思います。ありえない回数挫けて、それとおんなじだけ這い上がっていく。そういう生き方をしていきたいです。
私が「人との繋がりのあたたかさ」に感謝できるのは、人との繋がりがなくなったときの心細さを知っているから。這い上がった先の光に感謝できるのは、挫けて挫けて挫けてそれでも頑張ったおかげです。挫けた経験ひとつひとつに「ありがとう」と言いたいです。
・・・なんて、きれいに言いすぎでしょうか。不登校やいじめ全部に「ありがとう」と言うことはまだできないけれど、いつかありがとうって言えるようになったらいいなぁ、って思ってます。
鷹れん
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