たかれん
不登校になったとき、私の中にあった「自信」「自尊心」「プライド」みたいに呼べるものは音を立てて崩れ去りました。
自分が誰かから敵意を向けられる存在だということ。
助けを求めても助けてもらえないような存在だということ。
誰にも相談できず、見栄っ張りなせいでどんどん居場所を失ったということ・・・。
そんな私ですが、今ではこんなサイトを運営するまでにいたりました。
あの頃と比べれば、ずいぶん自信はついてきたと思います。
元来私は自信家なタイプな（らしい）ので、これが普通なのかもしれません(*´｀)
しかし学校に行きだしてすぐ自信を取り戻したわけではありませんでした。
今日は、その「自信を取り戻した方法」を紹介いたします☆
自信を取り戻した方法
自信を取り戻した方法は、私の場合は2つです。
「共通する経験をもつ人との出会い」と「成功体験」。
今日・明日の二回に分けてブログにしますので、今回は「共通する経験をもつ人との出会い」がテーマとなります☆
共通する経験をもつ人との出会い
不登校だった人、いじめを受けていた人は意外と多い
不登校をやめてしばらく経った頃、私はインターネットを利用するようになりました。
すると、不登校やいじめを経験した人が世の中にたくさんいることが分かったんです。
この世でひとりぼっちだと思っていたけれど、そんなことはなかった。
いじめをなくすために運動を起こしている人や、不登校の子供との向き合い方を模索しながら頑張る親御さんのブログ・・・インターネット上には、「不登校」や「いじめ」などと闘っている人がたくさんいたのです。
当時は、今まさにいじめをうけている人や不登校な人、今学校に行きたくなくて悩んでいる人など「当事者」と出会うことはできなかったけれど、（それがティーンズプレイスをつくった理由のひとつだったりします）ひとりじゃないと知れたことは、私にとって大きな力となりました。
共通する経験を持った「尊敬できる人」と出会うと、自分への嫌いが少し減る
今じゃ、悲しいことに「不登校」「いじめ」などは身近なものとなっています。
理解が進んでいると思えばいいことかもしれないけれど、それだけ苦しんでいる人が多いということ。なんとも悲しいですなぁ。
その分、出会いやすくなりました。
インターネットで「不登校」「いじめ」「居場所がない」などと調べれば、情報はやまほどでてきます。
実際に、たくさんの出会いがありました。
今ではそのほとんどは疎遠になってしまったけれど、私にとって大きな力になってくれました。
中でも貴重だったのは「尊敬できる人」との出会いです。
いじめを受け、一時は引きこもりになり、自分も悩みながら、人の悩みに寄り添うような人。
その「尊敬できる人」のおかげで、自分の「不登校だった過去」「いじめを受けていた過去」をほんの少しだけ好きになれました。
尊敬できる人が同じ経験を持っていると、「自分もいつかはこんなふうに乗り越えられるのかな」って思えたりするんですよね。
自分と同じ分野の「憧れの人」が見つかると成長の手助けになるように、同じような経験を持つ「憧れの人」が見つかったら、人生のちょっとした道しるべになってくれるのだと思います。
人との間でできた傷は、人との間で癒せるもの
私は人の言葉に傷つけられました。
両親からの心ない言葉によって居場所を失ったり
友達だと思っていた人たちからの言葉によって泣き叫んだり。
けれど、人のあたたかさを、信じる気持ちの強さを、繋がりの儚さを教えてくれたのも、人の言葉でした。
完璧に傷が消えうせることはないけれど、その傷跡を活かすことができるのも人との繋がりがあるからです。
たまには「ひとりにさせてくれ！」って感じたりするけれど。
私は生粋の寂しがりなので（笑）、きっと、人との繋がりがなきゃ生きていけません。
それを知れたのも、やっぱり人との繋がりがあるおかげなんですよね。
・・・と、締めどきを見失いそうなので、今日はこの辺にしておきましょう。
明日は「成功体験」の予定です。お楽しみに☆
鷹れん
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