「やり直したい過去」、あなたにはありますか?
あの時あれをしなければ大丈夫だったのに。あの時これを伝えておけばよかった。
後悔先に立たずとはよく言ったもので・・・私にはやり直したいことばっかりです。
しかし、本当にやり直すことはできないもの。だからこそ後悔は心の中に蓄積されてゆき、いつしか心は後悔ばかりに・・・なんてことになってしまう可能性もあるのです。
今日は、そんな「過去」で悩む方のために「後悔ばかりの心を軽くする方法」を考えていきます。
残る後悔は、「やらなかった」こと
私たちの心を悩ませるのは、いつだって「やらなかった」後悔なんです。
言わなかった。挑戦しなかった。聞かなかった。見なかった。振り返らなかった。
「しなかった」経験は、「あの時行動していればもっといい未来があったのに」という希望を残してしまいます。
希望が残ると聞くと良いことのように感じるかもしれませんが、実はこの「希望」は少々困ったヤツで、普通の希望のように私たちの原動力になってくれるわけではなく私たちの心の中に「執着」を生んでしまうのです。
どれだけ願っても変えることのできない過去に執着してもなにも変わりません。
後悔を解消するときに大切なのは、この「執着」をなくしていくことだと思っています。
では、具体的にどうすればいいのか。ここでは3つの方法を考えてみました(*´`)
後悔とサヨナラしよう。おわかれするための3つの方法
1.後悔していることについて、今できることを考えてみる
例えば人間関係で後悔していることがあるとしたら。
まだ、謝ることができるかもしれません。ごめんなさいと一緒にありがとうを伝えることができるかもしれません。
「あの時は言えなかったけど、本当はずっと謝りたかったんだ」
見栄やプライドや恥ずかしさが邪魔をして、この一言を言うのにすごーく体力をつかってしまうけれど・・・それを言わなかったときの後悔ははかりしれません。
もし、まだ相手とつながれるなら。
もし、まだやり直すチャンスがあるのなら。
「わかってもらえないかもしれない」「また傷つけられるかもしれない」と恐れずに、ぶつかっていきましょう╰(*´︶`*)╯
2.当時の自分が「やらなかった」理由を考えてみる
先ほど、後悔として残るのは「やらなかった」経験だと書きました。
では、どうしてやらなかったのでしょう?
当時はチカラが足りないと思ったから。イヤな人がいたから。タイミングが合わなかったから。なんでもいいです。ばんばん、思いつく限りだしてみてください。
そのときに行動したからといって、「いい未来」になったとは限りません。もしかしたらもっと悪い未来になってしまっていたかもしれないのです。
タイミングが合わなくてしなかったことを無理やりしても、うまくいくんでしょうか?
当時はチカラが足りないと思って諦めたことに果敢に挑んだとしても、私たちの心は傷つかなかったでしょうか?
「いい未来」にばかり囚われるのではなく、当時の自分の心や状況を振り返ってみてください。
「やらなかった」のではなく「できなかった」のかもしれない・・・そう考えるだけで、だいーぶ心が楽になると思いますよ。
3.自分宛の手紙を書いてみる
「自分宛の手紙」というと馴染みがないかもしれませんが、私・鷹れんはよくやります。
後悔に悩んだとき以外にも、自分のことが嫌いになったり、なにか大きな壁にぶちあたったときには必ずと言っていいほどです。
「執着」を手放すために大切なのは、「吐き出す」ことです。
人に喋ったり掲示板に書き込んだりすることでもいいけれど、「自分宛」だともちろん自分しか見ないので赤裸々に書くことができます。
人に言ったら「性格悪い」と非難されそうなことも、「ワガママだよ」と言われそうなことも、ぜーんぶ素直に書くことができるのです。
それをきくだけで、ちょっとワクワクしてきませんか?
自分への「ごめんね」や「ありがとう」を言う機会はなかなかないけれど、これを機に、一度お手紙を書いてみませんか。
自分宛のお手紙、オススメです♪
最後に
ここまで書いたけれど「後悔」というのは決して悪いことじゃありません。
後悔するほど真剣に取り組んでいたということだし、悩むからこそ人は成長できると思うからです。
でも、心が後悔でいっぱいになってしまったら、生きていくのがつらくなってしまうかもしれません。
せっかく生きるなら、幸せや嬉しさや楽しさも、心にしまいながら生きていきたいじゃないですか(*´`)
後悔とうま~く付き合いながら、自分のペースでやっていきましょうね。
最後までお読みいただき有難うございました☆
鷹れん
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